• 更新日 : 2023年10月27日

VISAのタッチ決済とは?対応カードや支払時の伝え方などを紹介

VISAのタッチ決済は、スーパーや交通機関などで使える非接触型の新しい決済サービスです。近年Google PayやApple Payにも対応し、より便利にりようできるようになりました。

今回は、VISAのタッチ決済の基礎知識や支払時の使い方をわかりやすく紹介します。

VISAのタッチ決済とは

VISAのタッチ決済は、国際ブランドのVISAが提供している非接触型の決済サービスで、対応端末にカードやデバイスをかざすだけで支払いができます。ここでは、VISAのタッチ決済を利用するメリットやiD決済との違いを解説します。

VISAのタッチ決済を利用するメリット

VISAのタッチ決済を利用する主なメリットは以下の3つです。

スピーディーな支払い

VISAのタッチ決済を利用する際は、専用端末にカードやデバイスをタッチするだけで支払いができます。クレジットカードのようにサインや暗証番号の入力も必要ないため、簡単に決済が完了します。

海外でも利用可能

VISAタッチ決済の対応店舗であれば、国内だけではなく海外でも利用可能です。旅行で人気のイギリスやイタリアを含めた約200ヶ国の地域で利用できます。

高い安全性

世界基準の高い安全性も大きな特徴です。VISAカードの取引は、AIによるリアルタイム監視や何重ものセキュリティ設定がされています。プライバシー保護の観点からも安心といえます。

iDとVISAのタッチ決済の違い

iD決済とVISAタッチ決済の主な違いは、以下の通りです。

比較項目VISAのタッチ決済iD(アイディー)
提供元VisaNTTドコモ
通信規格NFCFeliCa
公共交通機関の利用可能×
海外で利用の可否可能×

VISAのタッチ決済は、国際規格のNFCを採用しているため、国内外で利用できます。一方、iD決済は国内企業が開発したFeliCaを採用し、海外では使えません。海外旅行や海外出張が多い方は、VISAのタッチ決済がおすすめです。

またVISAのタッチ決済は国際ブランドのVISAが提供していますが、iD決済は三井住友カードとNTTドコモが提供しています。NTTドコモを利用している方は、iD決済が使いやすいと感じる場面が多いでしょう。

VISAのタッチ決済に対応している主なクレジットカード

メリットの多いVISAのタッチ決済ですが、主にどのようなクレジットカードが対応しているのでしょうか。この項目では、テレビCMなどでも人気のおすすめカードを5つ紹介します。

主な対応カード一覧

VISAのタッチ決済の主な対応カードを一覧表にまとめました。

三井住友カード
(NL)
楽天カードSAISON CARD DigitalエポスカードVisaライフカード
年会費無料無料無料無料無料
基本還元率0.5%1.0%0.5%0.5%0.5%
誕生日月に限り1.5%
VISAタッチ決済の還元率加盟店の利用で最大7%なしなしなし
※時々キャンペーンあり
なし
Apple PayとGoogle Payの対応
特徴
  • カード番号などが表示されていないナンバーレスカード
  • キャンペーンが豊富
  • 100円につき1ポイント貯まる
  • 2020年4月以降のカードはすべてVISAタッチに対応
  • 無期限の永久不滅ポイントが貯まる
  • スマホでカードを管理できる
  • マルイのネット通販と店舗で年4回の10%オフの買い物ができる
  • ETCカードの年会費が無料
  • 誕生月はポイントが3倍になる
  • 盗難時の損害保障がある

紹介したクレジットカードは、すべてVISAカードのタッチ決済に対応しています。利用する場面や使う目的に合わせて自分にあったクレジットカードを選ぶことが重要です。VISAのタッチ決済を利用すれば、日々の暮らしが便利になり、ストレスなく買い物ができるでしょう。

自分のVISAカードがタッチ決済に対応しているか調べるには

自分のVISAカードがタッチ決済に対応しているか調べるには、非接触対応マークの有無で確認できます。カードの表面に電波のアイコンのような非接触対応マークがあれば、VISAのタッチ決済を利用可能です。

VISAカードがタッチ決済に対応しているか調べるには、非接触対応マークの有無で確認できます。

手持ちのカードがタッチ決済に対応しておらず、カードの切り替えを検討している方は、発行元の各クレジットカード会社や銀行にお問い合わせください。

VISAのタッチ決済に対応しているお店

VISAのタッチ決済が使える主なお店は下記の通りです。なお、一部店舗の端末では対応していない場合もありますので、注意しましょう。

  • コンビニエンスストア
    セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップなど
  • ドラッグストア
    ウエルシア薬局、ドラッグセイムスなど
  • レストラン・カフェ
    ガスト、サンマルクカフェ、バーミヤン、マクドナルドなど
  • デパート・ショッピングセンター
    イオンモール、京王百貨店、ソラマチ、マルイなど
  • 小売業
    ダイソー、ケーズデンキ、バースデイ、ヒマラヤなど
  • 公共交通機関
    西日本鉄道、関西国際空港、九州産交・産交バス、西武バスなど

VISAのタッチ決済に対応しているお店は、レジや店頭に「VISAタッチ決済マーク」が表示されています。わからない場合は、お店のスタッフに尋ねてください。

支払時に何と伝えるべき?

VISAのタッチ決済を利用するには、支払時に「VISAのタッチ決済を利用します」とお店のスタッフに伝えます。お店によっては、「VISAタッチで」と話すとスムーズに伝わります。

筆者は「VISAのクレジットカードで」と伝えてクレジットカードの支払いや電子マネーの支払いと勘違いされたことがあります。「VISAのタッチ決済」と明確に伝えると良いでしょう。

その後、専用端末にカードやスマホの本体を軽くタッチさせれば、支払い完了です。

VISAのタッチ決済でスマートな買い物を楽しもう

VISAのタッチ決済は、スピーディーな支払いや海外での利用が可能など豊富なメリットがあります。忙しい時でも、決済端末にカードやデバイスをタッチするだけで、簡単に支払いが完了します。とくに海外出張や旅行が多い方にとっては魅力的なサービスです。

支払いの際は、「VISAのタッチ決済を利用します」と一言伝えるだけでお手軽に利用できます。ぜひ、VISAのタッチ決済でスマートな買い物を楽しんでみてください。


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