米国株の取引時間とは?アメリカの休日や祝日はいつ?

米国株式の主要な取引所であるニューヨーク証券取引所やナスダック証券取引所は、ニューヨークにあります。そのため、日本で米国株を取引する場合は、日本時間との時差やサマータイムなどについて知っておく必要があります。

本記事では、米国株の取引時間やアメリカの休日・祝日、夏時間と冬時間の違いについて解説していきます。アメリカの祝日は2025年までを掲載しているため、米国株取引を行う人は、参考にしてください。

米国株式市場の取引時間は何時から何時まで?

米国株式市場における取引時間は以下の通りです。

米国株式市場の取引時間9時30分~16時00分
日本時間(サマータイム)22時30分~翌朝5時
日本時間(標準時間)23時30分~翌朝6時

米国株式市場では、取引ができる時間帯(立会時間)を9時30分から16時までと定めています。ニューヨークと日本では、時期により13~14時間の時差が生じるため、日本では夜間に取引が行われることになります。なお日本と異なり、米国株式市場では昼休みを設けていません。

米国株は時間外に取引可能?

米国株式は、立会時間の前後で時間外取引が行われています。立会時間前の取引を「プレ・マーケット」といい、立会時間後の取引を「アフター・マーケット」といいます。

一例として、マネックス証券における時間外取引の概要は以下の通りです。

プレ・マーケット
(立会時間前)
アフター・マーケット
(立会時間後)
現地時間8時00分~9時30分16時00分~20時00分
日本時間(サマータイム)21時00分~22時30分翌5時00分~9時00分
日本時間(標準時間)22時00分~23時30分翌6時00分~10時00分

時間外取引を含めると米国株式は、8時00分~20時00分まで取引可能です。ただし時間外取引では、立会時間中と比較して注文数が減少することから、希望価格での売買が難しくなる可能性があります。慌てて注文を出してしまうと、想定外の価格で注文が成立してしまう恐れもあるため、取引時間内での売買や指値注文などの利用をおすすめします。

アメリカの休日や祝日とは?

米国株式市場の休日は、日本と同じ土曜日と日曜日です。ただし祝日は日本と異なるため、アメリカの祝日を知っておく必要があります。なお米国株式市場では年末も取引を行っており、休場日は1月1日の元日のみとなります。

2025年までの米国株式市場の祝日休場日は以下の通りです。

休場理由2023年2024年2025年
元日1月2日
※振替休日
1月1日1月1日
キング牧師
生誕祭
1月16日1月15日1月20日
大統領の日2月20日2月19日2月17日
聖なる金曜日4月7日3月29日4月18日
戦没将兵追悼
記念日
5月29日5月27日5月26日
ジューン
ティーンス
国家独立記念日
6月19日6月19日6月19日
独立記念日7月4日7月4日7月4日
労働者の日9月4日9月2日9月1日
感謝祭11月23日11月28日11月27日
クリスマス12月25日12月25日12月25日

※2023年7月3日(月)は取引時間短縮(日本時間2時00分まで)となります。

※2023年11月24日(金)は取引時間短縮(日本時間3時00分まで)となります。

夏時間と冬時間に注意

米国株式市場では、サマータイム制度を採用しています。サマータイム制度とは、太陽が出ている時間を有効活用するための制度で、日の出が早まる時期(3月~11月)は時計を1時間進めることになっています。

米国のサマータイムは、3月の第2日曜日~11月の第1日曜日まで実施されています。夏時間(サマータイム)と冬時間(標準時間)で取引時間が1時間異なるため、米国株取引を行う際は、切り替え時期をカレンダーにメモしておくとよいでしょう。

米国株式市場のスケジュールをメモしておこう

米国株取引を行う際は、現地の取引時間やサマータイムについて把握しておく必要があります。米国株式市場の取引時間は9時30分~16時(日本時間では22時30分~翌5時または、23時30分~翌6時)となっているため、日中に取引できない人にとっては、米国株取引の方が向いているかもしれません。

ただし予約注文はいつでも行えるため、夜間に取引できない人は、指値注文や逆指値注文を活用するとよいでしょう。

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