LINE FXとは?メリットや注意点、アプリの解説

コミュニケーションツールで有名な「LINE(ライン)」が提供するFX取引サービス、「LINE FX」。2023年6月のLINE証券株式会社の事業再編発表でも話題になりました。本記事では、LINE FXの特徴やメリット・デメリットなどを徹底解説します。口座開設手順から使えるツール&アプリまでご紹介するのでぜひ参考にしてください。

LINE FXとは?

「LINE FX」は、LINEの子会社にあたるLINE Financialと野村ホールディングスの合弁会社であるLINE証券株式会社(以下、LINE証券)によって提供されている為替証拠金取引(FX取引)です。“投資をもっと身近に、もっと手軽に”をミッションに掲げ、2020年3月にサービスを開始しました。LINE FXの特徴や基本情報を見ていきましょう。

LINE FXの基本情報

LINE FX 基本情報
取引単位1,000通貨
手数料無料(口座開設手数料、取引手数料、出金手数料など)
スプレッドUSD/JPY 0.2銭EUR/JPY 0.5銭GBY/JPY 0.7銭
スワップポイントUSD/JPY 売-227、買217(2023年6月27日)
通貨ペアUSD/JPY、EUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPY、NZD/JPY、CAD/JPY、CHF/JPY、ZAR/JPY、MXN/JPY、EUR/USD、 GBP/USD、AUD/USD、NZD/USD、EUR/GBP、EUR/AUD、AUD/NZD、USD/CHF、EUR/CHF(提示休止中:TRY/JPY、GBP/AUD、EUR/NZD、GBP/NZD、GBP/CHF)
提供されているアプリLINE FX Pro、LINE FX アプリ(iOS、Android)
公式サイトURLhttps://line-fx.com/

LINE FXの特徴

サービス開始は2020年と後発でありながら、業界トップレベルの勢いでユーザーを増やしています。実際にFX口座は現在57万口座を超え(2022年12月末時点)、新規口座開設数は大手証券会社であるGMOクリック証券やトレイダーズ証券をもしのぐ勢いです。大きな特徴としてはスプレッドの狭さや通貨ペアが比較的多いこと、そして1,000通貨単位から少額で取引できることなどが挙げられます。

2023年6️月にLINE証券の事業再編が発表されましたが、LINE FXサービスの提供は継続されます。今後は“新生LINE証券”としてFX取引に特化したサービスが展開される見込みです。

LINE FXのメリットや強み

業界トップクラスとなる勢いで新規口座を増やしているLINE FX。ユーザーから選ばれる理由はどこにあるのでしょうか。ここからは、LINE FXのメリットや強みを詳しく解説します。

少額1,000通貨から、手数料0円で取引できる

2020年12月、LINE FXは取引(売買)単位を従来までの10,000通貨から1,000通貨単位へと引き下げました。1,000通貨単位で取引した場合、最低必要証拠金の目安は「USD/JPY」で約5,400円、「EUR/JPY」で約5,800円です(為替レートにより変動)。少額で取引できるため、FX初心者の方やリスクを抑えたい方も始めやすくなっています。

また、LINE FXでは口座開設や各種取引、ロスカットなどに手数料がかかりません。コストを抑えてFX取引をしたい方にもおすすめです。

口座開設や証券口座との連携がスムーズ

本人確認書類に不備がなければ、スマホから最短3分で口座を開設できます。LINE証券口座をすでに所有している場合は、使い慣れたスマホから数タップで口座を開設できます。面倒なイメージのある口座開設ですが、LINE FXであれば思い立ったタイミングですぐにFX取引をスタートできますね。

老舗証券会社のノウハウを引き継いでいる

サービス開始から数年しかたっていませんが、アジア最大規模の証券持株会社である「野村ホールディングス」と共同開発されているため、信頼性が高く、セキュリティーシステムも堅牢化されています。実際、2020年に一部金融機関でユーザー情報の流出が見られた際には真っ先にセキュリティー強化への取り組みを打ち出しました。老舗証券会社の経営やシステムノウハウを引き継いでいるのはもちろん、セキュリティー面における強みも大きな魅力です。

LINE FXのデメリットや注意点

1,000通貨単位で取引でき、経営基盤やセキュリティー面での安心感も高い「LINE FX」です。一方で、取引前に知っておきたい注意点もあります。

デモトレーニング(デモ取引)ができない

DMM FXや楽天証券など、多くの証券会社では「デモトレーニング(デモ取引)」のサービスが提供されています。これはリアルタイムレートで本番と同じようにFX取引ができるトレーニングサービスのことであり、操作性の確認やFX取引そのものの練習になります。

<デモトレーニングができるFXサービス(一例)>

  • DMM FX(DMM.com証券)
  • 楽天FX(楽天証券)
  • みんなのFX(トレイダーズ証券)
  • IG証券 FX(IG証券)
  • LION FX(ヒロセ通商)

しかし、現在のところLINE FXではデモトレーニングを利用できません。初回から自分のお金を実際に使って取引する必要があるため、注文ミスや操作ミスによって不利益を被る可能性があります。誤発注リスクを最小限に留めるため、そして心理的なプレッシャーを軽減するためにも慣れないうちは最小金額から発注するのが賢明です。とくに初心者トレーダーは慎重に操作してください。

LINE FXの口座開設方法

LINE FXで取引を始める際には、事前に「LINE FX口座」を開設しましょう。本人確認書類とスマートフォンさえあればいいので、以下のステップを参考に開設してみてください。

ステップ1.公式サイトから「口座開設」を申し込む

LINE FXのサイトにある「無料口座開設はこちら」のリンクをタップします。スマートフォン、パソコンから申し込めます。

ステップ2.LINEにログインして確認事項を入力する

FX口座開設にあたって利用規約への同意や必要情報の入力を進めます。国籍や年齢、投資資金の有無、投資理由(方針)など、該当項目を選択していきましょう。すべてタップにより数十秒から数分で完了します。

ステップ3.携帯電話番号を入力する

携帯電話番号認証のために、自身の携帯電話番号を入力します。ショートメッセージ宛に6桁のコードが送付されるため、その数字を入力してSMS認証を進めましょう。SMSが届かなかった場合は再度コード送付リンクをタップしてください。

ステップ4.本人確認書類を提出する

最後に、本人確認書類を提出します。確認書類として、①個人番号カード(顔写真付き)、②マイナンバー通知カード+運転免許証、③マイナンバー記載の住民票の写し+運転免許証のいずれかが必要になります。マイナンバー通知カードは、運転免許証と姓名・住所が同一のものに限ります。

ステップ5.LINEトーク画面に口座開設通知が届く

口座が開設できればLINEのトーク画面に「口座が開設されました」と通知が届きます。本人確認書類に不備がなければ、最短で申し込み日の当日には通知が届くでしょう。

LINE FXで使える主なツールやアプリ

LINE FXではスマホ上で簡単に取引ができる「LINE FX」アプリと、パソコンでの取引に特化した「LINE FX Pro」のふたつのツールが提供されています。LINE FX アプリは重要なトピックがLINEトーク上に届いたり、LINEから取引画面にそのままアクセスできたりと利便性の高さが魅力です。直感的な操作で好機を逃さずにFX取引ができます。

LINE FXの公式サイトに掲載されているQRコードを読み取ると、瞬時にアプリ取得ページに進めます。iOSとAndroidのいずれか適した方をダウンロードしてください。

LINE FX Pro

2021年にリリースされたPC専用の取引ツールが「LINE FX Pro」です。為替レートや最新ニュース、通貨ペアの値動きなどを確認しながら、スピーディな取引が可能です。レイアウトは自分好みにカスタムでき、最大6つまで保存できます。アプリ版と比較すると操作性が格段に高く、1クリックでストリーミング注文を実行できます。分析や複数の通貨ペアのチェックはLINE FX Pro、速報のキャッチや急な取引はアプリ版で、と使い分けてもいいでしょう。

LINE FXはスマホ投資&FXデビューにおすすめ

すぐに口座開設でき、スマホから簡単に取引できる「LINE FX」。低スプレッドかつ少額から発注できるため、FX初心者にもおすすめです。今回のLINE証券の事業再編によって、キャンペーンや新たな取り組みへの期待感も高まっています。FXに興味がある方、スマホから手軽にFX投資をしたい方はトライしてみてはいかがでしょうか。

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。