- 更新日 : 2023年6月1日
インデックスファンドとは?選び方やおすすめをわかりやすく解説
これから積立投資を始めようと考えている人の中には、インデックスファンドについて知りたい人もいるのではないでしょうか。インデックスファンドは低コストで安定したリターンが見込めるため、投資初心者にもおすすめできる商品です。
本記事では、インデックスファンドの種類やメリット・デメリット、他のファンドとの違いについて解説していきます。おすすめの証券会社やファンドの選び方などについても紹介するため、参考にしてください。
目次
インデックスファンドとは?
インデックスファンドとは、特定の指数に連動した動きを目指すファンドのことです。特定の指数には、日経平均株価やS&P500などの株価指数、債券指数やREIT(不動産投資信託)指数などがあります。
インデックスファンドは、指数への連動を目指して運用されているため、信託報酬や管理手数料などが抑えられるのが特徴です。低コストで安定したリターンが見込めるため、投資初心者でも安心して購入することができます。
他のファンドとの違い
投資信託を選ぶ際は、運用方針について確認しておく必要があります。なぜならファンドの中には積極的な運用を行うものや、複数の資産を組み合わせて運用を行うものもあるからです。
ここからは、インデックスファンドと他のファンドの違いについて解説します。
アクティブファンドとの違い
アクティブファンドは、株価指数を上回る投資成果を目指すファンドです。インデックスファンドでは多数の銘柄を均等に購入しますが、アクティブファンドでは特定のファンドを集中して購入します。そのため、インデックスファンドよりも大きなリターンが見込める可能性があります。
その一方、特定の指数を上回るためには念入りな銘柄の分析をしなくてはならないので、ファンドマネージャーへの報酬も高く設定することが必要です。そのため、信託報酬などの手数料が高めになり、かつインデックスファンドよりもコストがかかってしまいます。
バランスファンドとの違い
バランスファンドは複数の商品を対象として、分散投資を行うファンドです。株式や債券、REIT(不動産投資信託)などの商品も投資対象とするため、安定したリターンが見込めます。
バランスファンドの特徴は、損失を最低限に抑えられる点です。株式のみを対象としている投資信託を購入すると、株式市場の損失が含み損に直結することが想定されます。しかし、バランスファンドでは複数の商品に投資しているため、株式の損失を他の商品でカバーできる場合があります。
主なインデックスの種類
多くの投資信託では連動を目指す指数をあらかじめ設定してため、投資信託を選ぶ際は、インデックス(株価指数)の種類について知っておくとよいでしょう。インデックスの構成銘柄を知っておくことで、投資信託の基準価額が変動する理由がおおよそわかるようになります。
主なインデックスの種類は以下の通りです。
インデックスの種類 | 構成銘柄 |
---|---|
日経平均株価 | 東証プライム市場上場銘柄のうち225銘柄 |
TOPIX | 東京証券取引所に上場する全銘柄 |
NYダウ | 米国を代表する30銘柄 |
S&P500 | 米国の主要銘柄500種 |
ここからはそれぞれのインデックスについて解説していきます。
日経平均株価
日経平均株価は、日本経済新聞社が発表している株価指数です。東京証券取引所プライム市場に上場する約2,000の銘柄から、市場流動性の高い225銘柄を選定しています。日経225などと呼ばれることもあり、日本の代表的な株価指数の一つです。
株価は単純に平均しただけではなく、株価の連続性を保つように修正が行われています。また、定期的に組入銘柄の見直しが行われています。
TOPIX
TOPIX(Tokyo Stock Price Index)は東証株価指数とも呼ばれており、東京証券取引所に上場する全銘柄を対象として、時価総額を加重平均して算出された株価指数のことです。
1968年1月4日(昭和43年)の時価総額を100として、その後の時価総額をポイントの増減により指数化しています。日経平均株価と並んで、日本経済の動きを示す代表的な経済指標として用いられています。
NYダウ
NYダウは、経済新聞「ウォール・ストリート・ジャーナル」を発行しているダウ・ジョーンズ社が発表する株価指数です。米国経済の動向を示す代表的な株価指数の一つで、Apple社やマクドナルドなど、米国をけん引する企業の銘柄が選定されています。なお、構成銘柄は米国の代表的な銘柄を見直す目的として、不定期に見直されています。
S&P500
S&P500指数は、ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している米国の主要企業500銘柄で構成されており、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が公表・算出しています。米国株式市場の時価総額の約80%を占めていることから、NYダウと並ぶ米国の代表的な株価指数とされています。
インデックス投資のメリット
インデックス投資とは、特定の市場の値動きに連動した運用を目指す投資手法です。他の投資手法よりも低リスクで投資が始められるため、初心者でも安心して資産を運用することができます。
インデックス投資のメリットは以下の通りです。
- 株価指数への連動を目指すため値動きや成果がわかりやすい
- 複数銘柄を均等に購入するため分散投資ができる
- 運用にかかる手数料が比較的低い
株価指数への連動を目指すため値動きや成果がわかりやすい
日経平均株価やNYダウなどに連動する投資信託を購入すると、日本や世界の経済状況がそのまま基準価額に反映されることが多いため、値動きや成果が実感しやすい特徴があります。
特定の株式などに投資する場合は、企業の業績や新商品の売れ行きなどを常に確認しておく必要があるため、購入・売却のタイミングがつかみづらくなってしまいます。
しかしインデックス投資であれば、これまでのチャートから将来の基準価額が予想しやすいため、将来的なリターンを想定して投資を続けることができます。短期的には損失が生じる場合もありますが、20年以上の保有を前提として投資を続けていれば、高い確率でリターンが得られるでしょう。
複数銘柄を均等に購入するため分散投資ができる
分散投資とは銘柄や資産、時間などを分散して投資することにより、リスクが抑えられる投資手法のことです。株式など特定の銘柄を購入する投資手法は、株価が下がるとそのまま含み損に直結してしまうため、ハイリスクハイリターンの投資といえます。
ただし、インデックス投資では、あらかじめ複数の銘柄が組み入れられている投資信託を購入するため、特定の銘柄の株価が下がったとしても、他の銘柄が上昇していれば損失を抑えることができます。
運用にかかる手数料が比較的低い
インデックス投資では、特定の指数の連動を目指すインデックスファンドに投資するため、運用管理費用や信託報酬などの手数料を抑えることができます。また、「ノーロード・ファンド」と呼ばれる購入時手数料がかからないファンドも多くあります。インデックスファンドは保有時の手数料が比較的低いため、長期保有に最適の商品です。
インデックス投資のデメリット
インデックス投資のデメリットは以下の通りです。
- 元の投資額を下回る可能性がある
- 短期で大きな利益を狙う商品ではない
- 市場を上回るリターンは期待できない
元の投資額を下回る可能性がある
インデックス投資以外の投資にも当てはまることですが、投資信託を売却するタイミングによっては、元の投資額を下回ってしまう可能性があります。ただし多くの株価指数では、10年や20年といった長期間の投資を続けていれば、いずれ回復する傾向にあります。そのため長期保有を前提に投資を始めると良いでしょう。
短期で大きな利益を狙う商品ではない
インデックス投資は銘柄を分散することで、安定したリターンが得られる投資手法です。1年や3年といった短期間では大きな利益が狙えないため、長期間の投資が必要となります。短期間で大きな利益を得たいと考える人は、インデックス投資ではなく特定の銘柄を購入することをおすすめします。
市場を上回るリターンは期待できない
インデックス投資では、特定の指数に連動することを目指しているインデックスファンドを購入するため、市場を上回るリターンは期待できません。市場を上回るリターンを期待する場合は、アクティブファンドを購入して積極的な資産運用を行うと良いでしょう。
インデックスファンドの選び方
インデックスファンドを選ぶ際は、以下のことを意識しましょう。
- 投資対象や地域
- 運用実績
- 手数料
- 純資産総額
投資対象や地域
まず、どういった商品や地域に投資するか決めておきましょう。投資対象の商品や地域によって、前提となるリスクやコストが大きく異なるからです。これから投資を始める場合は、米国の株式を対象とすると良いでしょう。低コストで安定したリターンが見込めるため、インデックス投資に最適といえます。
運用実績
特定の指数に連動した成果を目指すインデックスファンドでは、運用実績がどれだけ指数と一致していたかを確認しておきましょう。短期的に大きなリターンが出ていたとしても、目標としているベンチマーク(基準とする指数)に連動していない場合は、優秀なファンドとはいえないからです。ベンチマークと一致していて基準価額が上昇を続けている場合は、今後も成長が期待できるため、購入してもいいファンドと判断できます。
手数料
手数料はできるだけ低いものを選びましょう。信託報酬や運用管理費用などの手数料が低いものを始めに選んでおくことで、将来的に受け取れるリターンが大きくなる可能性があるからです。インデックスファンドは他のファンドと比較して手数料が低めに設定されているため、積立投資を継続して安定したリターンを狙うと良いでしょう。
純資産総額
投資信託がどれだけ多くの投資家に支持されているかを確認したい場合は、純資産総額を確認すると良いでしょう。純資産総額はファンドの大きさを示しており、多くの投資家がファンドを信頼してお金を託していることがわかります。また、純資産総額が十分でなければ運用が続けられないため、ファンドの運用が途中で終わってしまうこともあります。純資産総額が十分でないと感じる場合は、他の投資信託を選んだ方が良いでしょう。
インデックス投資におすすめの証券会社
ここからは、インデックス投資におすすめの証券会社を解説していきます。取り扱っている投資信託本数の違いや、それぞれの特徴について解説するため、証券会社を選ぶ際の参考にしてください。
SBI証券 | 楽天証券 | LINE証券 | 松井証券 | |
---|---|---|---|---|
投資信託本数 | 2,680本 | 2,634本 | 32本 | 1,600本以上 |
最低購入金額 | 100円 | 100円 | 100円 | 100円 |
購入時手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
NISA | ○ | ○ | ○ | ○ |
つみたてNISA | ○ | ○ | ○ | ○ |
iDeCo | ○ | ○ | ○ | ○ |
SBI証券
SBI証券は以下のような人におすすめです。
- 取扱銘柄の多さに魅力を感じる人
- 三井住友カードを普段利用している人
- 幅広い投資を視野に入れている人
投資信託本数 | 2,680本 |
---|---|
購入時手数料 | 無料 |
NISA | ○ |
つみたてNISA | ○ |
iDeCo | ○ |
ポイントの種類 |
|
ポイント還元率 | 0.5〜5.0% |
公式サイト | https://www.sbisec.co.jp/ETGate |
普段から三井住友カードを利用している場合は、SBI証券で口座を開設すると良いでしょう。なぜならSBI証券では、投信積立を購入すると、最大5.0%のポイント還元が受けられるからです。資産を運用しながらVポイントがお得に貯められるため、投資を続けるモチベーションにつながることでしょう。
またSBI証券は、投資初心者でも使いやすいアプリやツールを用意しています。銘柄検索やランキング機能が利用できるほか、個別銘柄の分析も行えるため、株式投資を始める際に役立てることができます。
楽天証券
楽天証券は以下のような人におすすめです。
- 楽天銀行や楽天カードを利用している人
- 楽天ポイントをお得に貯めたい人
- 投資について積極的に学びたい人
投資信託本数 | 2,634本 |
---|---|
購入時手数料 | 無料 |
NISA | ○ |
つみたてNISA | ○ |
iDeCo | ○ |
ポイントの種類 | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 0.2〜1.0% |
公式サイト | https://www.rakuten-sec.co.jp/ |
楽天証券は普段から楽天カードや楽天銀行を使っている人におすすめの証券会社です。楽天銀行と楽天証券を連携させれば入出金がスムーズに行えるほか、つみたてNISAを楽天カード決済で利用すると最大1.0%のポイント還元が受けられます。
また楽天証券では、投資が学べる環境が整っています。投資に関する無料セミナーが定期的に開催されているため、これから投資の勉強を進めていきたい人は積極的に利用しましょう。
LINE証券
LINE証券は以下のような人におすすめです。
- どのような銘柄を選べばいいかわからない人
- LINEアプリをよく利用する人
- 決算情報をLINEで知りたい人
投資信託本数 | 35本 |
---|---|
購入時手数料 | 無料 |
NISA | × |
つみたてNISA | ○ |
iDeCo | ○ |
ポイントの種類 | LINEポイント |
ポイント還元率 | × |
公式サイト | https://trade.line-sec.co.jp/ |
LINE証券は、スマホ証券利用率が最も高い証券会社です。35銘柄の投資信託はLINE証券が厳選したファンドであるため、どの銘柄を選べばいいかわからない投資初心者は、自分の目的に合ったものを選ぶとよいでしょう。
また、LINE証券ではLINEアプリで投資信託の購入や情報収集が行えます。直感的に投資信託が購入できる他、ニュースや決算情報などがLINEで受け取れるため、よくLINEを利用する人はLINE証券で口座を開設すると良いでしょう。
松井証券
松井証券は以下のような人におすすめです。
- これから投資を始める人
- 銘柄選びやマネープランについて相談したい人
- スマートフォンで手続きを完結させたい人
投資信託本数 | 1,600本以上 |
---|---|
購入時手数料 | 無料 |
NISA | ○ |
つみたてNISA | ○ |
iDeCo | ○ |
ポイントの種類 | 松井証券ポイント |
ポイント還元率 | 最大0.85% |
公式サイト | https://www.matsui.co.jp/ |
松井証券は、投資初心者に対する手厚いサポートが魅力の証券会社です。銘柄選びやマネープランに関する相談ができる窓口があるため、どういった銘柄を購入すべきか迷ったときは積極的に活用すると良いでしょう。
おすすめのインデックスファンド
おすすめのインデックスファンドは以下の通りです。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)
- ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)
ここからはおすすめの理由や、それぞれの特徴について解説していきます。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 |
---|---|
ファンド設定日 | 2018年7月3日 |
管理費用(税込/年) | 0.09372%以内 |
投資対象 | 北米 |
連動指数 | S&P500指数 |
基準価額(1万口あたり) | 19,167円 |
純資産総額 | 18,757.09億円 |
期間収益率 | 過去1年:−2.6% 過去3年:+96.8% 設定来:+91.7% |
ベンチマーク | 過去1年:−2.8% 過去3年:+95.7% 設定来:+90.2% |
公式サイト | https://emaxis.jp/fund/253266.html |
※2023年3月末時点
eMAXIS Slim 米国株式は、三菱UFJ国際投信が運用しているインデックスファンドです。S&P500指数に連動した投資成果を目指しており、低コストでApple社やマイクロソフト、Amazonなどの米国の大型株500銘柄に投資できます。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 |
---|---|
ファンド設定日 | 2018年10月31日 |
管理費用(税込/年) | 0.1144%以内 |
投資対象 | 全世界 |
連動指数 | MSCI オール・カント リー・ワールド・インデックス |
基準価額(1万口あたり) | 17,078円 |
純資産総額 | 9,602.32億円 |
期間収益率 | 過去1年:−1.2% 過去3年:+86.2% 設定来:+70.8% |
ベンチマーク | 過去1年:−1.4% 過去3年:+85.2% 設定来:+70.4% |
公式サイト | https://emaxis.jp/fund/260434.html |
※2023年3月末時点
eMAXIS Slim 全世界株式は、三菱UFJ国際投信が運用しているインデックスファンドです。MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動した投資成果を目指しており、全世界の株が構成銘柄に入っています。日本を含む先進国および新興国にバランス良く投資できるため、リスクを抑えて安定したリターンが見込めます。「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」を受賞していることから、多くの投資家に支持されていることがわかります。
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)
運用会社 | SBIアセットマネジメント |
---|---|
ファンド設定日 | 2019年9月26日 |
管理費用(税込/年) | 0.0938%程度 |
投資対象 | 北米 |
連動指数 | S&P500指数 |
基準価額(1万口あたり) | 17,556円 |
純資産総額 | 8,231.08億円 |
期間収益率 | 過去1年:−2.61% 過去3年:+96.20% 設定来:+75.66% |
ベンチマーク | 過去1年:−2.81% 過去3年:+95.72% 設定来:+75.47% |
公式サイト | https://site0.sbisec.co.jp/marble/fund/ detail/achievement.do?Param6=289311199 |
※2023年3月末時点
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンドは、SBIアセットマネジメントが運用しています。S&P500指数に連動した投資成果を目指しており、バンガード社のVOOを投資対象としています。
VOOとは、世界最大級の投資会社であるバンガード社が運用している上場投資信託(ETF)のことです。通常であればETFは1口単位での購入が必要となりますが、投資信託として購入できるようになっているため、月々100円程度で投資することができます。VOOは世界中の投資家から支持を集めている商品であるため、投資初心者の人でも安心して積立投資を始めることができます。
楽天・全米株式 インデックス・ファンド(楽天・VTI)
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
---|---|
ファンド設定日 | 2017年9月29日 |
管理費用(税込/年) | 0.162% |
投資対象 | 北米 |
連動指数 | CRSP USトータル・マーケット・インデックス |
基準価格(1万口あたり) | 19,268円 |
純資産総額 | 8,233.95億円 |
期間収益率 | 過去1年:−3.8% 過去3年:+95.2% 設定来:+96.3% |
ベンチマーク | 過去1年:−3.5% 過去3年:+97.4% 設定来:+101.9% |
公式サイト | https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000FHD2 |
※2023年4月末時点
楽天・全米株式 インデックス・ファンドは、CRSP USトータル・マーケット・インデックスの連動を目指しており、バンガード社のVTIを投資対象としています。この商品は米国市場の銘柄を全体的に網羅していることから、大型株の値動きの影響を受けにくい特徴があります。S&P500銘柄よりも構成銘柄の対象が広いため、株式銘柄をさらに分散させたい場合は楽天・全米株式 インデックス・ファンドに投資するとよいでしょう。
ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)
運用会社 | 大和アセットマネジメント |
---|---|
ファンド設定日 | 2004年5月18日 |
管理費用(税込)/年 | 0.792% |
投資対象 | 国内 |
連動指数 | 東証REIT指数 |
基準価額 | 2,083円 |
純資産総額 | 4,033億円 |
期間収益率 | 過去1年:−8.0% 過去3年:+23.0% 設定来:+166.5% |
ベンチマーク | 過去1年:−7.3% 過去3年:+25.8% 設定来:+215.6% |
公式サイト | https://www.daiwa-am.co.jp/funds/detail/3011/detail_top.html |
※2023年3月末時点
ダイワJ-REITオープンは、大和アセットマネジメントが運用しているJ-REIT(不動産投資信託)です。REIT(Real Estate Investment Trust)とは、不動産投資により生じた賃貸収入や売却益を投資家に分配するファンドのことです。東証REIT指数に連動する投資成果を目指しており、オフィス不動産や店舗用不動産など複数の不動産へ投資することができます。長期投資を前提に購入することはおすすめできませんが、株式以外の資産へ分散投資したい場合は、投資額の一部をJ-REITに充てる方法もあります。
インデックスファンドで積立投資を始めよう
本記事では、インデックスファンドの特徴やメリット・デメリットについて解説してきました。インデックス投資は短期間の投資には向いていませんが、長期間一定額の投資を続けることにより、低コストで安定したリターンを狙うことができます。
また証券会社で投信積立を設定すれば、資産を運用しながらお得にポイントを貯めることもできます。毎月100円から始められるため、目的に合った証券会社で設定してみてはいかがでしょうか。
よくある質問
インデックスファンドとは何ですか?
特定の指数に連動した動きを目指すファンドのことです。特定の指数を上回る動きを目指すアクティブファンドと比較して、管理費用などの手数料を抑えることができます。詳しくはこちらをご覧ください。
インデックスファンドはどのように選べばいいですか?
投資対象としている地域や、運用管理費用などの手数料に注目して選ぶとよいでしょう。全世界の株式を対象としているファンドであれば、手数料を抑えて積立投資を始めることができます。詳しくはこちらをご覧ください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
お金の知識をさらに深めるなら
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
関連記事
レバレッジ取引は危険?やり方をわかりやすく解説
暗号資産を始めるにあたって「レバレッジ取引」と呼ばれる取引手法を目にした方も多いのではないでしょうか。レバレッジ取引とは、口座に預け入れた証拠金を担保とし、預けた金額以上の取引を可能にする取引方法のことを指します。預け入れた金額をもとに大き…
詳しくみる米国債とは?利回りや買い方、おすすめの証券会社を解説
株式はリスクがありそうで怖いため、もっと安全な投資がしたいという方に注目されているのが「債券投資」です。その中でも、米国債は利回りや信用度の高さから人気を集めています。今回は、債券投資に興味がある方のために米国債の推移チャート、そして、メリ…
詳しくみるVHTとは?株価推移や配当利回り、おすすめの証券会社
ヘルスケア関連銘柄への投資を検討している人は、VHTについて知りたいのではないでしょうか。VHTは米国のヘルスケアセクターを投資対象としており、約400の株式銘柄へ投資できるETFです。 本記事ではVHTの株価推移やチャート、投資するメリッ…
詳しくみるSUSTEN(サステン)とは?特徴やメリット、注意点の解説
2021年に、日本ではこれまで例がなかった「SUSTEN」という完全成果報酬型の資産運用サービスが始まりました。完全成果報酬型も目玉の一つではありますが、SUSTENには他にもさまざまな特徴があります。この記事では、SUSTENを利用するメ…
詳しくみるミニ株と単元未満株のメリット・デメリットとは?おすすめの証券会社も解説
ミニ株や単元未満株といった言葉を見聞きしたことはあるものの、両者の違いや概要について今ひとつ分かっていない方も多いかも知れません。 ミニ株と単元未満株は、いずれも単元未満で株式投資ができる取引方法のことを指し、両者を同義で扱っているケースも…
詳しくみるおすすめの株アプリ10選!比較ポイントを解説
これから株式投資を始めたいと考えている方は、取引で便利に活用できるアプリを探しているのではないでしょうか。通勤時間や昼休みを利用して取引する場合は、スマホアプリで効率的に情報収集や発注を行いたいですよね。 本記事では、株アプリを探す際に意識…
詳しくみる