• 作成日 : 2024年9月9日

JCBカードWの還元率は?還元率アップの条件や効率的な貯め方を解説

JCBカードWは、年会費無料・還元率1.0%のカードです。1,000円の利用でOki Dokiポイントが2ポイント貯まるうえに、パートナー店ではポイント倍率がアップします。

本記事では、JCBカードWの還元率やポイントを効率よく貯めるコツを解説します。

JCBカードWの基本還元率は実質1.0%

JCBカードWの還元率が実質1.0%以上になるお得なクレジットカードです。概要は以下の表をご覧ください。

年会費永年無料
申込対象年齢18〜39歳
貯まるポイントOki Dokiポイント
ポイント還元率1.0〜10.5%

JCBカードWは1,000円の利用でOki Dokiポイントが2ポイント獲得できます。Oki Dokiポイントは貯まったポイントに応じて、他社ポイントへの交換やマイルへの移行、ギフトや商品への交換に利用可能です。

Oki DokiポイントをJCBプレモカード・JCBプレモデジタルにチャージする場合、1 Oki Dokiポイントがプレモバリュー5円分になります。JCBカード1,000円の利用で2 Oki Dokiポイントを獲得して、JCBプレモカード・JCBプレモデジタルにチャージすれば10円となるため、実質的な還元率は1.0%です。

また、Amazon(アマゾン)やスターバックス(Starbucks Coffee)などで利用すると、さらに高い還元率となります。詳しくは次の章で解説します。

パートナー店舗で利用するとJCBカードWの還元率が最大10.5%に

JCBカードWには、パートナー店がラインナップされており、特定の店やサービスで利用すると還元率アップにつながります。ここでは、2つの例をもとにそれぞれの還元率を解説します。

Amazonやセブン-イレブンでの利用:最大2.0%

Amazonやセブン-イレブンでJCBカードWを利用した場合、ポイント倍率が4倍(JCBカードW特典分が含まれる)になるため、1,000円の利用で4 Oki Dokiポイントが付与されます。

JCBプレモカード・プレモデジタルにチャージすると、4 Oki Dokiポイントは20円分になるため還元率は実質2.0%です。

AmazonではJCBプレモカード・プレモデジタルにチャージしなくても、1 Oki Dokiポイントを3.5円分に充当できますが、還元率は下がります。

計算式は、以下の通りです。

4 Oki Dokiポイント×3.5円=14円分(還元率:1.4%)

還元率をできるだけ高めたい方は、チャージの手間を惜しまず行いましょう。ただし、JCBプレモカード・プレモデジタルへの最低チャージポイントは200ポイントとなっているので、チャージするには最低10万円以上、JCBカードWを利用する必要があります。

スターバックスでの利用:最大10.5%

スターバックスの利用では最大10.5%の還元率になります。具体的にはStarbucks eGiftを利用します。ちなみに、Starbucks eGiftとは、スターバックスでドリンクやフードを購入できるギフトカードです。

JCBカードWでStarbucks eGiftを購入すると20倍のポイントが獲得できるため、1,000円の利用でJCBカードW特典分の1 Oki Dokiポイントと合わせ、21 Oki Dokiポイントが付与されます。プレモカードにチャージした場合、還元率は実質10.5%となります。還元率が実質10.5%となる計算を以下にまとめました。

 

1,000円利用で21 Oki Dokiポイントを獲得

21×5円=105円

1,000円で105円分が還元=還元率10.5%

 

Starbucks eGiftを購入して、200ポイント貯めれば、JCBプレモカードにチャージできます。スターバックスをよく利用する方は、JCBカードWをお得に活用するとよいでしょう。

ポイントを効率的に貯めるコツ

JCBカードWで効率的にポイントを貯めるにはコツがあります。ここでは、3つの内容を紹介します。どれもすぐに活用できるので、ぜひやってみてはいかがでしょうか。

支払いをまとめる

買い物や公共料金などの支払いをJCBカードWにまとめると効率よくポイントが貯められます。提携パートナー以外の支払いでも1,000円につき2ポイントが付与されるため、無理なくポイントを増やせるでしょう。

ポイントの取りこぼしを防ぐため、スマホ代やインターネット代などのクレジットカード決済をJCBカードWにまとめてみてはいかがでしょうか。

パートナー店舗を活用する

JCBカードWはJCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗を活用することで効率よくポイントが獲得できます。

JCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗は約90あります。主なパートナー店舗は、以下の通りです。

  • Amazon
  • スターバックス
  • セブン-イレブン
  • ジョーシン
  • ビックカメラ
  • ニッポンレンタカー
  • タイムズパーキング
  • AOKI
  • OWNDAYS(オンデーズ)
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

特にスターバックスはポイント獲得倍率が高いため、頻繁にスターバックスを利用する方は、JCBカードWを持っておくと便利です。

参考:JCB ORIGINAL SERIES

交換レートの良い商品に利用する

JCBカードWで貯めたポイントは他社ポイントやマイルに交換できます。ここで重要になるのが交換レートです。

以下に示すように交換レートは交換先によって異なります。

交換先交換レート(Oki Dokiポイント1ポイントあたり)ポイント移行単位
nanacoポイント4.5ポイント200ポイント以上2ポイント単位
dポイント4ポイント200ポイント以上1ポイント単位
楽天ポイント3ポイント
Pontaポイント(au)4ポイント
ビックポイント・ビックネットポイント(ビックカメラ)5ポイント
ジョーシンポイント5ポイント
ベルメゾン・ポイント5ポイント
セシールスマイルポイント5ポイント
WAONポイント4ポイント200ポイント以上10ポイント単位

参考:JCB「マイルや他のポイントと交換」

交換レートの高い交換先を選んで、貯めたポイントを無駄なく活用しましょう。

JCBゴールドやJCBプラチナの方がお得に使えるケース

JCBカードの上位ランクとして、JCBゴールドやJCBプラチナがあります。それぞれ年会費がかかりますが、カードに付帯した特典を利用したい場合は、JCBゴールドやプラチナを選んでもよいでしょう。

例えば、以下のケースではJCBゴールドやJCBプラチナの方がお得です。

  • 海外旅行が多い
  • 空港ラウンジの利用したい
  • 各種保険を受けたい

仕事で海外出張が多い、趣味が旅行などの方は、JCBゴールドやJCBプラチナを選ぶのも一つの手です。

JCBゴールド・プラチナともに海外旅行・国内旅行傷害保険のほか、スマートフォンのディスプレイ破損を補償する保険が付帯している点も魅力です。

ただし、年会費としてJCBゴールドは11,000円(税込、初年度年会費無料)、JCBプラチナは27,500円(税込)がかかります。利用したい特典がない場合は、年会費が無料のJCBカードWを選択した方がよいでしょう。

使い方を工夫してJCBカードWの還元率を上げよう

本記事ではJCBカードWの基本還元率やポイントを効率的に貯めるコツを解説しました。JCBカードWは通常時からOki Dokiポイントが2倍なうえに、Amazonやスターバックスなどパートナー店の利用で還元率が上がるお得なカードです。

ポイントの交換レートを考慮して交換先を選択すれば、獲得したポイントを無駄なく活用できます。

年会費無料で無駄なコストがかからないJCBカードWを利用してみてはいかがでしょうか。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

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