• 更新日 : 2023年12月1日

学生向けクレジットカード人気5選!おすすめの選び方や還元率の比較

学生でも作れるクレジットカードは学生専用カードや若年層向けカード、一般カードの3種類に分類できます。さまざまなカードが発行されているため、どのカードを選ぶべきかわからない方も多いでしょう。そこで今回は学生向けのクレジットカードを紹介し、自分に合ったカードの選び方を解説します。

学生カードの種類や特徴

学生でも作れるクレジットカードの種類や特徴を紹介します。
カードの作成を検討している方はぜひ参考にしてください。

学生でも作れるカードの種類

学生でも作れるカードは学生専用カード、若年層向けカード、一般カードの3種類に分けられます。

学生専用カードは学生のみが申し込めるカードです。在学中は学生特典を利用できますが、卒業後には利用できなくなります。

若年層向けカードは、「高校生を除く18歳以上」であれば、学生でも社会人でも申し込めるカードです。中には、学生特典を利用できるカードもあります。

一般カードは学生でも社会人でも申し込めて、特典やサービスも社会人と同じです。

利用できる限度額が低い

学生カードの利用できる限度額は10~30万円と低めです。学生は収入が少なく、支払能力を測るのが難しいためです。

限度額を上げるには、クレジットカードの利用実績を積み上げたり、アルバイトをして収入を増やしたり、他社のクレジットカードを複数枚持ったりする必要があります。

学生ならではの特典が受けられる

学生カードは年会費無料のほかに、若年層限定でポイントが倍になったり、海外旅行保険が付帯されたり、学生ならではの特典が受けられます。

例えば楽天カードは「楽天学割に登録できる」、Oliveは「対象のサブスクリプションを利用すると最大10%還元」の特典です。

学生でなくなると、学生専用の特典は受けられなくなるので注意してください。

学生に最適なクレジットカードの選び方

学生が作れるクレジットカードには、さまざまなクレジット会社のカードがあります。

次に、学生に最適なクレジットカードの選び方を解説します。

年会費無料のクレジットカードで選ぶ

学生には年会費が無料のクレジットカードがおすすめです。クレジットカードを持っていてもコストが発生せず、財布の負担になりません。

中には「学生でなくなったら有料になる」ものや「〇歳以降は有料になる」といったカードもあります。

コストをかけたくない場合は、永年無料のクレジットカードを選びましょう。

ポイント還元率の高さで選ぶ

ポイント還元率の高いクレジットカードを選ぶと、多くのポイントを貯められます。一般的に、クレジットカードの還元率は0.5〜1.0%です。ポイント還元率により、利用金額が増えるとかなりの差額が生まれるため、できるだけ高い還元率のカードを選びましょう。

よく利用するお店のポイントアップや優待で選ぶ

自分が頻繁に利用するお店のポイントアップや優待で選びましょう。クレジットカードにより、ポイントアップするお店は異なります。よく利用するお店がポイントアップ対象の場合、ポイントが貯まりやすくなります。

付帯保険やサービスで選ぶ

保険が自動付帯されたクレジットカードは、決済をしなくても自動的に保険が適用されます。例えば旅行中の事故による治療費を補償する旅行傷害保険、スマートフォンの紛失や盗難、修理不能の端末を補償するスマホ保険、自転車事故による賠償を補償する自転車保険などがあります。クレジットカードには旅行傷害保険が付帯しているものが多く、旅行好きの方におすすめです。

学生特典で選ぶ

学生特典は在学中のみ利用できます。クレジットカードにより特典内容は異なり、年会費が無料になったり、ポイント還元率が高くなったりします。学生特典の内容で、クレジットカードを選ぶのもおすすめです。

学生向けクレジットカードの人気5選

人気のある学生向けクレジットカードを5つ紹介します。年会費や国際ブランド、還元率などをまとめました。

三井住友カード(NL)

年会費永年無料
国際ブランドVisa、Mastercard
ポイント還元ご利用金額200円につき5%~7%
ポイント交換Vポイント
付帯保険・補償海外旅行傷害保険2,000万円
スマホ決済Apple Pay、Google Pay、三井住友カードiD、三井住友カードWAON、PiTaPaカード
交換マイルANA
おすすめポイントコンビニや飲食店で最大7%ポイントが還元される

三井住友カード(NL)には以下の特徴があります。

  • セブン-イレブンやミニストップ、ローソン、マクドナルド、モスバーガーなどの対象店舗で、スマートフォンのタッチ決済を利用すると最大7%のポイントが還元される
  • 最短10秒で審査が完了し、カードが発行される前にカード番号がわかる
  • 学生特典として、対象のサブスクリプション支払いで最大10%のポイントが還元される

特定のコンビニや飲食店を頻繁に利用する方におすすめのクレジットカードです。飲食店のポイント還元は学生特典ではないため、卒業後も利用できます。

学生専用ライフカード

年会費永年無料
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB
ポイント還元0.1%
ポイント交換サンクスポイント
付帯保険・補償海外旅行傷害保険2,000万円
スマホ決済Apple Pay、Google Pay
交換マイルANA
おすすめポイント海外でのクレジットカード利用総額の3%に相当する現金がキャッシュバックされる

学生専用ライフカードには以下の特徴があります。

  • 海外で利用したクレジットカード利用総額の3%に相当する現金が、年間最大10万円までキャッシュバックされる
  • 在学期間中は最高2,000万円の海外旅行保険が自動付帯される
  • ポイント還元率は基本0.1%、入会後1年間はポイントが1.5倍、誕生月にはポイントが3倍になる

学生専用ライフカードは、卒業後に自動的にライフカードに切り替わります。

最高2,000万円の海外旅行保険が自動付帯されているため、頻繁に海外に行く方はカードを持っているだけでお得でしょう。

楽天カード

年会費永年無料
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB、AMEX
ポイント還元1.0%
ポイント交換楽天ポイント
付帯保険・補償海外旅行傷害保険2,000万円
スマホ決済Apple Pay、Google Pay、楽天カードタッチ決済
交換マイルANA
おすすめポイント15~25歳限定で「楽天学割」に登録できる

楽天カードには以下の特徴があります。

  • ポイント還元率は基本1.0%、楽天市場では3.0%以上になる
  • 15~25歳限定で「楽天学割」に登録でき、送料無料クーポンなど利用できる

楽天カードはポイント還元率が高いため、ポイントを貯めたい方におすすめです。楽天銀行や楽天市場、楽天証券といった楽天サービスを利用すると、効率よくポイントを貯められます。

JCB CARD W

年会費永年無料
国際ブランドJCB
ポイント還元1.0〜21%
ポイント交換Oki Dokiポイント
付帯保険・補償海外旅行傷害保険2,000万円
スマホ決済Apple Pay、Google Pay
交換マイルJAL、ANA、スカイマイル
おすすめポイントスターバックスやAmazonで最大21倍のポイントが付与される

JCB CARD Wは以下の特徴があります。

  • 通常のJCBカードに比べて2倍のポイントが付与される
  • コンビニや飲食店で最大21倍のポイントが付与される

JCB CARD Wは、スターバックスやAmazonを利用する方におすすめです。

スターバックスでの利用で最大21倍のポイント、Amazonの利用で4倍のポイントが付与されます。さらに、洋服の青山やAOKIなどの衣料品店でも5倍のポイントが付与されるので、就職活動時のスーツの購入などに役立つでしょう。

エポスカード

年会費永年無料
国際ブランドVisa
ポイント還元0.5%
ポイント交換エポスポイント
付帯保険・補償海外旅行傷害保険 3,000万円
スマホ決済Apple Pay、Google Pay、EPOS Pay、PayPay、d払いなど
交換マイルANA、JAL
おすすめポイント即日発行が可能

エポスカードは以下の特徴があります。

  • 最高3,000万円の海外旅行保険が付帯される
  • 飲食店やカラオケの国内約10,000店舗で割引優待やポイントアップを受けられる
  • 「マルイ店頭でのお受け取り」を選択すると、即日発行が可能

エポスカードは、海外旅行をする方やすぐにカードが欲しい方におすすめです。学生特典はありませんが、飲食店や娯楽施設でポイントアップを受けられるため学生でも満足できるカードといえます。

学生向けクレジットカードの作り方や審査の注意点

学生向けクレジットカードに申し込むだけで、必ずカードが発行されるわけではありません。

クレジットカード発行までの流れと注意点を説明します。

クレジットカード発行までの流れ

クレジットカード発行は、一般的に以下の流れで行います。

  1. 欲しいクレジットカードを選ぶ
  2. インターネットからクレジットカードを申し込む
  3. 審査に通過するのを待つ
  4. カードが自宅に届く

クレジットカードの審査過程で本人確認の電話がかかってくる場合があります。この電話に出ないと本人確認ができず審査に落ちる可能性があるため、注意しましょう。

審査の注意点

学生向けクレジットカードでも、支払能力が低いと判断された場合は審査に落ちることがあります。

以下の3点に注意しましょう。

  • 一度に複数の申し込みをせず、一枚に絞る
  • 本人確認の電話に出る
  • 自分の信用情報を把握してから申し込む

複数のカードを一度に申し込むと、カード会社は「お金に困っている」と判断する可能性があります。

また、過去にクレジットカードなどの支払遅延の記録があれば、信用度が低下して審査を通過できない場合もあるでしょう。

学生向けクレジットカードは学生特典に注目

学生クレジットカードの魅力は、学生特典が付いているカードが多い点です。例えば、「最大10%のポイント還元」や「ポイント2倍還元」などがあります。

ただし、学生でなくなると、特典は利用できなくなるため注意しましょう。

学生クレジットカードを選ぶ際は、年会費や学生特典の内容、ポイント還元率、付帯保険など、さまざまな要素を見て選びましょう。自分が頻繁に利用するお店のポイント還元率が高いカード、海外旅行をよくする方は海外旅行保険が自動付帯されているカードがおすすめです。


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