- 作成日 : 2024年9月9日
Vポイントの有効期限は?失効タイミングや旧Tポイントからの変更点を解説
Vポイントの有効期限は、ポイントの最終変動日から1年間です。ポイントを貯めたり使ったりせずに1年間経過するとVポイントは失効してしまいます。普段からポイントカードを提示するなどして、有効期限の延長を意識しましょう。
本記事では、Vポイントの有効期限や失効タイミング、Vポイントをお得に使う方法について解説しています。
目次
Vポイントの有効期限は最終変動日から1年間
Vポイントの有効期限は、最終変動日から1年間です。ただし、この期限は自動的に延長される仕組みとなっています。Vポイントを貯めたり使ったり、他社ポイントと交換したりせずに1年間経過してしまうと、ポイントが失効してしまうため注意しましょう。
Vポイントの有効期限が自動的に延長されるケースは下表の通りです。
Vポイントを貯める | Vポイントを使う |
---|---|
|
|
Vポイントカード(旧:Tカード)や三井住友カードを普段から利用している方であれば、有効期限が自動延長されるため、Vポイントが失効することはほとんどないでしょう。Vポイントの使い方については後で詳しく解説します。
2024年4月22日のリニューアル前に獲得したポイントの有効期限は?
2024年4月22日のリニューアル前に獲得したポイントの有効期限は下表の通りです。
改訂前の有効期限 | 改訂後の有効期限 |
---|---|
カード種類(※1)により、ポイント獲得月から2〜4年間 | ポイントの最終変動日(※2)から1年間 |
※1:プラチナ4年、ゴールド3年、一般2年
※2:ポイントを「貯める・使う・交換」した場合、有効期限が自動的に延長
Vポイントのリニューアルに伴い、有効期限が1年以上先のポイントを保有していた場合でも、リニューアル日から1年間に統一されました。仮にポイントの有効期限が「2025年12月末まで」だったとしても、改定後は「2025年4月21日」までが有効期限です。ただし、Vポイントの変動があった場合は、有効期限が自動的に1年間延長されます。
Vポイントの有効期限を確認する方法
Vポイントの有効期限を確認する方法は、ID連携の有無によって異なります。
Vポイントカード(Tカード)などとIDを連携している場合は、VポイントサイトやVポイントアプリ、Vpass(三井住友カード)アプリなどでも確認可能です。ただし、ID連携していない場合は、公式サイトで確認する必要があります。
Vポイントを貯めた手段によって確認方法が異なるため、複数の手段でポイントを貯めている場合は事前にID連携を済ませておくとよいでしょう。
ID連携している場合の有効期限の確認方法には、下記のようなものがあります。
- Vポイントサイト(旧:Tサイト)で確認する
- Vポイントアプリ(旧:Tポイントアプリ)で確認する
- Vpass(三井住友カード)アプリで確認する
Vpassアプリの場合は、「保有Vポイント」内の「ポイント有効期限照会」などから有効期限を確認できます。
ID連携していない場合は、下記のような方法で有効期限を確認できます。
- Vポイントサイト(旧:Tサイト)で確認する
- 三井住友カードのMyページで確認する
Vポイントサイトで確認した場合は、保有Vポイント数をマイページで確認すると有効期限もあわせて表示されます。
Vポイントをお得に使う方法
Vポイントをお得に使う方法は以下の通りです。
- VポイントPayアプリにチャージして使う
- Vポイントをクレジットカードの支払いに使う
- SBI証券などで投資に使う
- 他社ポイントに交換して使う
有効期限が迫っていて、使い道に悩んでいる方は参考にしてください。
VポイントPayアプリにチャージして使う
Vポイントを街のお店やネットショッピングで使いたい場合は、VポイントPayアプリを利用するとよいでしょう。なお、VポイントPayアプリとは、貯まったVポイントをVisa加盟店での支払いに利用できるアプリのことです。
三井住友カードやVポイントカード(旧:Tカード)と連携させることにより、アプリ残高へのチャージや、店頭での支払いがスムーズに行えるようになります。
また、Vポイントカードとしての役割も担っているため、VポイントPayアプリに表示されているバーコードを提携先店舗で提示すると、Vポイントを貯めることもできます。
Vポイントは「1ポイント=1円」でアプリ残高へチャージできることから、有効期限が迫っている場合は、街のお店やネットショッピングで利用するとよいでしょう。
VポイントPayを使う流れは下記の通りです。
- VポイントPayアプリをダウンロードする
- 電話番号や氏名などの情報を入力して新規登録を行う
- 三井住友カードやVポイントカード(旧Tカード)と連携させる
- Vポイントなどをアプリにチャージする
- 「クレジットカードで」や「iDで」と伝えれば街のお店(※)で支払える
(※)Visaのタッチ決済、またはiDマークのある店舗でのみ利用可能
Vポイントをクレジットカードの支払いに使う
幅広い用途でVポイントを利用したい場合は、対象のクレジットカードの支払いに充てることもできます。「1ポイント=1円」で支払い金額にキャッシュバック(充当)できるため、Vポイント加盟店以外で利用したい方におすすめの方法です。
Vポイントを支払い金額に充当する方法は以下の通りです。
- VpassのMyページにログインする
- 「照会・交換」をタップする
- 「ポイント交換」をタップする
- 「お支払金額にキャッシュバック(充当)」をタップする
- 「キャッシュバック」をタップする
- 「利用するVポイント」へ交換したいポイント数を入力する
- 「充当される対象カード」より希望のカードを選択する
- 「カードのお支払い日」を選択する
- 「初回充当月」と「繰り返し期限」を確認する
- 「同意のうえ、次画面へ進む」をタップする
- 「決定する」をタップして申込み完了
引用: 三井住友カード|ポイントをキャッシュバック(充当)に交換する方法を教えてください。
SBI証券などで投資に使う
SBI証券では、貯まったVポイントで投資信託や国内株式が購入できる「Vポイント投資」を提供しています。1ポイントから投資に利用できるほか、投資信託や株式を売却した際は、ポイントではなく現金で受取りが可能です。
現金を使わずに投資が始められるので、投資に興味はあっても現金を使うのは抵抗があるといった方にもおすすめです。
また、SBI証券は多くの利用者に支持されていることから、NISAやiDeCoといった制度を活用して投資を始める際にも利用しやすいでしょう。
SBI証券でVポイント投資を始める流れは以下の通りです。
- SBI証券の口座を開設する
- Vポイントカードの登録やID連携などの手続きを済ませる
- SBI証券お客さまサイトにログインする
- 購入する投資信託や株式を選択する
- Vポイント投資に利用するポイント数を入力する
他社ポイントに交換して使う
Vポイントは、他社ポイントやギフト券との交換に利用することもできます。普段利用している電子マネーに移行したり、ギフト券を友人や家族へプレゼントしたりする場合は、他社ポイントに交換するとよいでしょう。
ただし、多くの場合は交換率が「1ポイント=1円以下」になるため、VポイントPayまたはクレジットカードの支払いに利用した方がお得です。
Vポイントと交換できる他社ポイントには、以下のようなものがあります。
対象ポイント | 交換レート |
---|---|
WAONポイント | 500ポイント=500WAON POINT |
Amazonギフト券 | 590ポイント=500円分 |
nanacoポイント | 500ポイント=400nanacoポイント |
ビックポイント | 500ポイント=400ポイント |
スターバックスカード | 500ポイント=400円分 |
※2024年7月22日時点
Vポイントが失効するタイミング
Vポイントが失効するタイミングは、Vポイントの最終変動日から1年が経過したときです。Vポイントの有効期限は最終変動日(貯める・使う・交換する)から1年間と定められており、この期間内にポイントの変動がない場合、Vポイントは失効します。
例えば、最短有効期限が「2025年07月07日」と表示されているとします。この場合、期限までにVポイントカードを提示してポイントを貯めたり、Vポイントを支払いに利用したりしなければ期限が延長されないため、有効期限をもってVポイントが失効してしまうのです。
有効期限に注意してVポイントをお得に活用しよう
Vポイントの有効期限は最終変動日から1年間と定められていますが、Vポイントを貯めたり使ったりしていれば、自動的に有効期限が延長されます。そのため、普段から「Vポイントカードを提示」または「三井住友カードなどを利用」していれば、有効期限を気にせずにVポイントを活用できるようになるでしょう。
2024年4月22日に、TポイントはVポイントと統合しました。これにより多くの加盟店でポイントが貯まるようになり、これまで以上にポイントを活用しやすくなりました。Vポイントは普段の支払いや投資など幅広い用途で使えます。有効期限が迫っている場合は公式サイトなどで使い道を確認して、無駄なく使い切るようにしましょう。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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