- 作成日 : 2024年6月28日
エポスカードVisaとは?他カードとの比較やお得な利用方法を紹介
エポスカードVisaとは、丸井グループの子会社(株式会社エポスカード)が発行しているクレジットカードです。このカードを持つことにより、全国の提携店舗で優待・特典が受けられるほか、会員向けに実施されるセールに参加できるメリットがあります。
本記事では、エポスカードVisaの特徴やお得に使えるケース、他のランクのカードを選ぶべきケースについて解説しています。
目次
エポスカードVisaとは?
エポスカードVisaとは、丸井グループの子会社(株式会社エポスカード)が運営しているクレジットカードです。年会費無料にもかかわらず、優待・特典が優れている特徴があります。全国10,000店舗以上の提携店で優待が受けられたり、年4回実施される会員向けのセールに参加できたりするため、はじめてクレジットカードを持つ方にもおすすめできます。
またエポスカードVisaは、推しがいる人にもおすすめの1枚です。多くのアニメやゲーム、アーティストとコラボしているため、推し活の一環としてエポスカードを選ぶ人もいます。ちいかわやワンピース、Mrs. GREEN APPLEなど、好きなデザインでカードを作成すれば、毎日の買い物が楽しくなるでしょう。
エポスカードVisaの基本情報は以下の通りです。
カード名 | エポスカードVisa |
---|---|
国際ブランド | Visa |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
付帯サービス | 海外旅行傷害保険 |
電子マネー | Apple Pay、Google Pay |
発行スピード | 最短即日 |
公式サイト | https://www.eposcard.co.jp/index.html |
エポスカードの種類
エポスカードの種類には、以下のようなものがあります。
カード名 | 国際 ブランド | 年会費 | ポイント 還元率 | 付帯 サービス | 電子マネー 対応 | 発行 スピード |
---|---|---|---|---|---|---|
エポスカードVisa | Visa | 永年無料 | 0.5% | 海外旅行傷害保険 (利用付帯) | Apple Pay、Google Pay | 最短即日 |
エポスTOGETHERカード | Visa | 永年無料 | 0.5% | 海外旅行傷害保険 (利用付帯) | Apple Pay、Google Pay | 最短1週間 |
エポスゴールドカード | Visa | 5,000円(税込) ※カード会社からの招待がある場合は永年無料 | 0.5% | 海外旅行傷害保険 (利用付帯) | Apple Pay、Google Pay | 最短1週間 |
エポスプラチナカード | Visa | 3万円(税込) ※カード会社からの招待がある場合は2万円(税込) | 0.5% | 海外・国内旅行傷害保険 (自動付帯) | Apple Pay、Google Pay | 最短1週間 |
エポスカードには、一般カードとゴールドカード、プラチナカードの3種類があります。基本的にはエポスカードVisaが最も使いやすいように設計されていますが、年間利用額や求める特典の内容によっては、ゴールドカードやプラチナカードの作成を検討するとよいでしょう。
エポスゴールドカードは、3つまでのお気に入りショップを選ぶとポイント還元率が3倍になるほか、年間利用額50万円以上でボーナスポイントが付与されます。またエポスプラチナカードは付帯保険が充実しており、世界1,500カ所以上の空港ラウンジが利用可能なプライオリティ・パスに無料で登録できます。
日々の利用でのポイント還元率を重視する場合はエポスゴールドカード、出張や海外旅行などで空港を利用する機会が多い方は、エポスプラチナカードの作成を検討するとよいでしょう。
エポスカードの種類や選び方については、下記の記事で詳しく解説しています。
迷った際に比較すべきポイント
どのカードを選ぶべきか迷った際は、以下のポイントを比較して選びましょう。
- 年間利用額が50万円を超える場合
- tsumiki証券での積立投資を検討している場合
- 公共料金や保険料の支払いなどでお得にポイントを貯めたい場合
エポスカードは、年間利用額や決済の目的に応じて選ぶべきランクが異なります。例えば、年間利用額が50万円を超える場合は、エポスゴールドカードを選ぶとよいでしょう。なぜなら、翌年以降の年会費が永年無料になったり、選んだお店での決済でポイント還元率が3倍になったりするからです。
また現状では年間利用額が50万円以下でも、tsumiki証券で積立投資をはじめると50万円を超える場合もあります。それぞれのカードの特徴を比較して、魅力に感じたものを選びましょう。
エポスカードの選び方については「エポスカードVisa以外のランクを選ぶべきケースは?」で後述します。
エポスカードVisaがお得に使えるケースは?
エポスカードVisaがお得に使えるケースは以下の通りです。
- 年4回優待扱いとなる「マルコとマルオの7日間」で利用する
- 提携店舗でエポスカードを提示して割引や特典を受ける
- EPOSポイントUPサイトを経由してネットで買い物する
年4回実施される「マルコとマルオの7日間」で利用する
「マルコとマルオの7日間」とは、年4回実施されるエポスカード会員向けの優待キャンペーンです。期間中にマルイ・モディ店舗(対象店舗のみ)での決済や、マルイのネット通販「マルイウェブチャネル」でエポスカードを利用すると、利用代金が10%オフになります。
ユニクロやZoff、ロフトなど、マルイ・モディ内にある店舗でのお買い物が10%オフになるため、セール期間中は多くの商品をお得に購入できます。
提携店舗でエポスカードを提示して割引や特典を受ける
エポスカードは、全国10,000以上の店舗と提携を結んでいます。全国の飲食店やカラオケチェーン、美容院などでエポスカードを利用(または提示)すると、料金割引やポイントアップなどの優待が受けられるのです。
対象店舗や優待の内容は「エポトクプラザご優待サイト」で確認できるため、普段から利用している店舗がある場合はエポスカードを作成することをおすすめします。
EPOSポイントUPサイトを経由してネットで買い物する
ネットショッピングを利用する機会の多い方は、EPOSポイントUPサイトを利用するとよいでしょう。エポスカードでは会員限定の「EPOSポイントUPサイト」を設けており、ネットショッピングの利用前にサイトを経由するとポイント還元率が最大30倍になります。
楽天市場やユニクロオンラインストア、ビックカメラ.comなど、多くの店舗が対象です。家電などの大きな買い物をする際はポイントを貯めるチャンスがあるため、サイトを経由してから決済しましょう。
エポスカードVisa以外のランクを選ぶべきケースは?
ゴールドカードやプラチナカードを選ぶべきケースは以下の通りです。
- 年間利用額が50万円以上の場合
- tsumiki証券での積立投資を検討している場合
- 公共料金や保険料の支払いでお得にポイントを貯めたい場合
年間利用額が50万円以上の場合
エポスゴールドカードの年間利用額が50万円以上になると、翌年以降、通常5,000円(税込)年会費が永年無料になるため、経済的な負担がなくエポスゴールドカードのメリットを活用できます。
またエポスゴールドカードでは、年間利用額に応じて最大10,000ポイントが「年間ボーナスポイント」として付与されます。年間50万円以上利用した場合は2,500ポイント、100万円以上利用した場合は10,000ポイントが付与されるため、実質還元率が大きく向上するのです。公共料金の支払いやtsumiki証券での積立投資も年間利用額の対象となるため、50万円以上の利用は難しくないでしょう。
tsumiki証券での積立投資を検討している場合
tsumiki証券での積立投資を検討している方は、エポスゴールドカードの作成をおすすめします。ちなみにtsumiki証券とは、丸井グループが運営しているネット証券会社のことです。積立投資を専門としており、エポスカードやエポスポイントで投資信託が購入できます。
エポスゴールドカードの作成をおすすめする理由は、毎月の積立金額が年間利用額に反映されるからです。先述したように、年間利用額が50万円を超える場合は「年間ボーナスポイント」が受け取れます。
さらにtsumiki証券では、1年間の積立金額に応じて「がんばってるね!ポイント」が付与されます。こちらのポイントの付与率は積立投資の継続期間によって最大0.5%が付与されます。1年目は0.1%ですが、5年間積立投資を継続していると0.5%が加算されるようになるのです。例えば、月々3万円を1年間積み立てた場合は「年間36万円 × 0.1%=360ポイント」が付与されます。
エポスゴールドカードで積立を継続することにより、「年間ボーナスポイント」に加え「がんばってるね!ポイント」も付与されます。投資を始めたい方は、エポスゴールドカードを作成して、tsumiki証券で積立投資を選ぶとよいでしょう。
tsumiki証券については、下記の記事で詳しく解説しています。
公共料金や保険料の支払いでお得にポイントを貯めたい場合
エポスゴールドカードやエポスプラチナカードを作成することで、公共料金や保険料の支払いでお得にポイントを貯められるようになります。ランクの高いエポスカードでは、「選べるポイントアップショップ」というサービスを提供しています。
選べるポイントアップショップとは、3つまで選べるお気に入りショップを事前に登録しておくことにより、ポイント還元率が最大3倍になるものです。電気代や水道代などの公共料金に加え、保険料やガソリン代も対象となるため、いつも利用している店舗を登録すると、最大1.5%還元(基本還元率0.5%の3倍)が受けられます。クレジットカードの明細を確認して、利用頻度や金額の多い店舗を登録しておくとよいでしょう。
他のカードの方がお得に使えるケース
他のカードの方がお得に使えるケースは以下の通りです。
- 基本還元率を重視する場合
- マルイ・モディなどを利用しない場合
- Visa以外の国際ブランドを使いたい場合
マルイ・モディなどを利用しない方は、基本還元率が高めのカードを選びましょう。エポスカードVisaは年会費無料で多くの特典を受けられるクレジットカードですが、幅広い店舗での利用には向いていません。
年4回実施される「マルコとマルオの7日間」を利用しない場合や、日々の決済で利用するカードを探している方には、他のカードをおすすめします。
例えば、楽天カードやリクルートカードであれば、基本還元率が1.0%以上と高めに設定されているため、どのような場面でも利用しやすいでしょう。またコンビニで決済する機会の多い方は、5.5%以上のポイント還元が受けられる「三井住友カード(NL)」や「三菱UFJカード」を選ぶとよいでしょう。
エポスカードを作成して買い物を楽しもう
本記事では、エポスカードVisaの特徴や他のカードを選ぶべきケースについて解説しました。マルイ・モディ店舗をよく利用する方や、豊富なカードデザインに魅力を感じる方は、エポスカードVisaの作成を検討しましょう。
また年間利用額が50万円以上の方には、エポスゴールドカードをおすすめします。選べるポイントアップショップでポイント還元率が3倍になるほか、年間ボーナスポイントの付与があるため、日々の決済でお得にポイントを貯められます。
エポスカードの種類を比較して、自分の使い方に合ったカードの作成を検討してみてはいかがでしょうか。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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