• 更新日 : 2023年9月29日

三井住友銀行が発行するクレジットカードの選び方は?おすすめを紹介

SMBCグループの三井住友カード株式会社は、「三井住友カード」をはじめとして人気のクレジットカードを発行しています。様々なカードが発行されているため、「興味はあるけどどれを選べばいいかわからない」という方も多いでしょう。そこで今回は、三井住友カードの特徴やメリットを紹介し、自身に合ったカードの選び方を解説します。

三井住友カードが発行しているクレジットカード一覧

三井住友カード株式会社が発行している主なクレジットカードの年会費や還元率などをまとめました。クレジットカードを選ぶ際の参考にしてください。

年会費還元率国際ブランド付帯保険
Oliveフレキシブルペイ永久無料0.5%〜18%
(各種条件達成にて)
Visa海外旅行で最高2,000万円
※利用付帯
三井住友カード(NL)永久無料0.5%〜18%
(各種条件達成にて)
Visa、Mastercard海外旅行で最高2,000万円
※利用付帯
三井住友カード1,375円
(オンライン入会で初年度無料)
0.5%〜18%
(各種条件達成にて)
Visa、Mastercard・海外旅行で最高2,000万円
※利用付帯
・お買い物で最高100万円
三井住友カード ゴールド(NL)5,500円
(年間100万円以上の利用で翌年の年会費無料)
0.5%〜18%
(各種条件達成にて)
Visa、Mastercard海外・国内旅行で最高2,000万円
※利用付帯
買い物で300万円

三井住友カードは引き落とし日を、10日払いか26日払いから選ぶことが可能です。

引き落とし日が10日払いの場合、カードの利用料金は毎月15日に締め切られ、翌月10日に指定口座から引き落とされます。

引き落とし日が26日の場合、カードの利用料金は月末に締め切られ、翌月26日に口座から引き落とされます。

なお、Oliveフレキシブルペイは、料金末締めの翌月26日払いです。

自分のライフスタイルに合わせた引き落とし日を選ぶと安心でしょう。

三井住友カードを作るメリット

1枚で4つの機能をもつ「フレキシブルペイ」を始めるなど注目を集めている三井住友カード。ここでは、三井住友カードを作る3つのメリットを紹介します。

Vポイントが貯まりやすい

Vポイントは、三井住友カード独自のポイントです。カードの利用料金に応じて、ポイントが貯まります。

貯まったポイントは、ファンヒーターや掃除用ロボットなどの景品や他社ポイントへの交換や、利用料金の支払いに充てられます。また、Vポイントをモバイルポイントアプリ「Vポイント」にチャージすると、1Vポイントを1円としてVisaかiDのマークがあるお店で利用可能です。

付帯サービスや特典が充実している

付帯サービスや特典が充実しているのも三井住友カードの大きな魅力です。

カード付帯のサービスは、カードのグレードやカードの種類によって条件などが異なりますが、ナンバーレスの三井住友カード(NL)であれば、海外旅行で最高2,000万円の利用付帯サービスがついてきます。

さらに提携している店舗で買い物をすると、ポイントが2倍や3倍で付与されるなどの特典もあります。

ナンバーレスカードが発行できる

ナンバーレスカードとは、セキュリティー対策としてカードの表面にカード番号が記載されていないクレジットカードです。三井住友カードでは、通常のカードからゴールドカードまで多様な種類のナンバーレスカードが用意されています。

カード番号や有効期限の表示がないため、不正利用をされにくく、カードを利用するときの不安が減らせます。カード情報は、専用アプリをダウンロードすれば、簡単に確認可能です。

さまざまなリスクを軽減できるのも大きなメリットといえます。

三井住友カードの選び方

三井住友カードの中から自分に合ったものを選ぶには、何を比較したらいいのでしょうか。知っておきたい4つのポイントを解説します。

クレジットカードにかかる年会費はいくらか

クレジットカードの年会費は無料のものから数万円かかるものまで種類が豊富です。年間の利用金額に応じて年会費が無料になるタイプもあります。基本的には年会費がかかるカードほどお得な特典や優待サービスが充実しています。

付帯カードが自動付帯か利用付帯か

クレジットカードに付帯するサービスが「自動付帯」、または「利用付帯」なのか正しく把握しましょう。

自動付帯とは、カードを持っているだけで自動的に海外旅行や国内旅行の補償が適用になるサービスです。一方、利用付帯は、旅行代金などをクレジットカードで支払うのを条件に適用になる保険サービスになります。

ポイント還元率はどのくらいか

クレジットカードを選ぶ際に、ポイントの還元率は重要な判断ポイントです。多くの三井住友カードの基本還元率は0.5%ですが、オンライン上のショッピングモール「ポイントアップモール」を経由して買い物をすると、最大9.5%の還元が得られる場合もあります。

選んだカードのポイント還元率を知っておきましょう。

国際ブランドは何か

クレジットカードにおける国際ブランドの大半は、VisaかMastercardです。三井住友カードの場合、Visa・Mastercardの2つのブランドからカードを選択できますが、どちらをメインの国際ブランドとして使いたいか考えておくことも大切です。

おすすめの三井住友カード

魅力的な特典が多いカードの中から、おすすめの三井住友カードを2つ紹介します。

Oliveフレキシブルペイ

Oliveフレキシブルペイは、2023年3月に登場した新しいタイプのクレジットカードです。大きな特徴は、1枚のカードに下記の4つの機能をもたせた点です。

  • キャッシュカード機能
  • 口座から即時引き落としされる「デビットモード」
  • 後払いできる「クレジットモード」
  • 貯まったVポイントで支払う「ポイント払いモード」

携帯の専用アプリで、4つのモードを簡単に切り替えて利用できます。セキュリティー面も配慮されたナンバーレスカードなので、口座番号などの表示もされていません。

カードを落としても不正利用される可能性は低いため、安心して利用できるカードといえます。

三井住友カード

三井住友カードの最大の特徴は、対象のコンビニや飲食店でスマホのVisaのタッチ決済をすると、還元率が7%になる点です。

通常の買い物におけるVポイントの還元率は、0.5%ですが、6.5%の加算を含めると最大7%にもなります。さらに、ポイントアップモールを経由し買い物するだけで、ポイントが最大20倍にもなり大変お得です。

オンラインで入会すれば、1,375円かかる年会費も初年度無料になるお得なサービスも用意されています。

効率的にVポイントを貯めたい方におすすめしたい1枚です。

三井住友カードの作り方

三井住友カードが手元に届くまでの流れを紹介します。

三井住友カードを新規で作る場合

  1. ネットで必要事項を記入し、新規で申し込む
  2. 支払銀行口座の設定をする
  3. 入会審査を経て、問題がなければクレジットカードが発行される
  4. 自宅に届く

クレジットカードを新規で作る場合、オンライン上で簡単に手続可能です。名前や住所などの必要事項を入力し、支払口座を設定します。審査に問題がなければ、クレジットカードが発行されます。

申込みからカード発行まで最短3営業日、カードが手元に届くのは約1週間かかりますので、注意してください。

三井住友カード間で切り替える場合

三井住友カード間でカードを切り替える場合は、三井住友カード会員専用サイトVpassから申請可能です。三井住友カードや三井住友カードVisaのグレードアップやナンバーレスカードへの切り替えもオンラインで手続できます。

ただし、三井住友カードからANAカードのように種類が異なるカードへの対応はできません。Oliveフレキシブルペイへの切り替えも非対応です。新規カードとして別途申し込む必要があります。

三井住友銀行の口座は必要?

「三井住友カードを作るには、三井住友銀行の口座を作らなければいけない」と思っていませんか。Olive以外のクレジットカードと引き落とし用の口座は、必ずしも三井住友銀行である必要はありません。他の三井住友カードは、三井住友銀行に口座がない方も申込み可能です。

三井住友カードの引き落とし口座が設定できる金融機関は以下の通りです。

  • 都市銀行
  • 信託銀行
  • 地方銀行
  • 信用金庫
  • 信用組合
  • 農協(JA)
  • 労働金庫
  • ゆうちょ銀行
  • インターネット専業銀行(イオン銀行、ソニー銀行など)

なお、信託銀行、信用金庫、信用組合、農協、労働金庫の一部の地域は対応していません。海外の口座も対応できないため、注意してください。

参考:インターネットで口座振替設定が可能な金融機関一覧|クレジットカードの三井住友VISAカード

三井住友カードはライフスタイルに合わせて選ぼう

三井住友銀行が発行しているクレジットカードは、さまざまな特典や魅力的なメリットが多いカードです。ナンバーレスカードなど、他のクレジットカードにはないユニークな特徴も兼ね備えています。

クレジットカードを選ぶ際に最も重要なのは、自分自身のライフスタイルに合わせて選ぶということです。特典につられて年会費が高いカードを選んでしまい、うまく活用できなければ負担になる恐れもあります。カードを使う目的を考えて、クレジットカードを上手に選びましょう。


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