- 更新日 : 2023年9月15日
米国株の取引時間とは?アメリカの休日や祝日はいつ?
米国株式の主要な取引所であるニューヨーク証券取引所やナスダック証券取引所は、ニューヨークにあります。そのため、日本で米国株を取引する場合は、日本時間との時差やサマータイムなどについて知っておく必要があります。
本記事では、米国株の取引時間やアメリカの休日・祝日、夏時間と冬時間の違いについて解説していきます。アメリカの祝日は2025年までを掲載しているため、米国株取引を行う人は、参考にしてください。
米国株式市場の取引時間は何時から何時まで?
米国株式市場における取引時間は以下の通りです。
米国株式市場の取引時間 | 9時30分~16時00分 |
---|---|
日本時間(サマータイム) | 22時30分~翌朝5時 |
日本時間(標準時間) | 23時30分~翌朝6時 |
米国株式市場では、取引ができる時間帯(立会時間)を9時30分から16時までと定めています。ニューヨークと日本では、時期により13~14時間の時差が生じるため、日本では夜間に取引が行われることになります。なお日本と異なり、米国株式市場では昼休みを設けていません。
米国株は時間外に取引可能?
米国株式は、立会時間の前後で時間外取引が行われています。立会時間前の取引を「プレ・マーケット」といい、立会時間後の取引を「アフター・マーケット」といいます。
一例として、マネックス証券における時間外取引の概要は以下の通りです。
プレ・マーケット (立会時間前) | アフター・マーケット (立会時間後) | |
---|---|---|
現地時間 | 8時00分~9時30分 | 16時00分~20時00分 |
日本時間(サマータイム) | 21時00分~22時30分 | 翌5時00分~9時00分 |
日本時間(標準時間) | 22時00分~23時30分 | 翌6時00分~10時00分 |
時間外取引を含めると米国株式は、8時00分~20時00分まで取引可能です。ただし時間外取引では、立会時間中と比較して注文数が減少することから、希望価格での売買が難しくなる可能性があります。慌てて注文を出してしまうと、想定外の価格で注文が成立してしまう恐れもあるため、取引時間内での売買や指値注文などの利用をおすすめします。
アメリカの休日や祝日とは?
米国株式市場の休日は、日本と同じ土曜日と日曜日です。ただし祝日は日本と異なるため、アメリカの祝日を知っておく必要があります。なお米国株式市場では年末も取引を行っており、休場日は1月1日の元日のみとなります。
2025年までの米国株式市場の祝日休場日は以下の通りです。
休場理由 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
---|---|---|---|
元日 | 1月2日 ※振替休日 | 1月1日 | 1月1日 |
キング牧師 生誕祭 | 1月16日 | 1月15日 | 1月20日 |
大統領の日 | 2月20日 | 2月19日 | 2月17日 |
聖なる金曜日 | 4月7日 | 3月29日 | 4月18日 |
戦没将兵追悼 記念日 | 5月29日 | 5月27日 | 5月26日 |
ジューン ティーンス 国家独立記念日 | 6月19日 | 6月19日 | 6月19日 |
独立記念日 | 7月4日 | 7月4日 | 7月4日 |
労働者の日 | 9月4日 | 9月2日 | 9月1日 |
感謝祭 | 11月23日 | 11月28日 | 11月27日 |
クリスマス | 12月25日 | 12月25日 | 12月25日 |
※2023年7月3日(月)は取引時間短縮(日本時間2時00分まで)となります。
※2023年11月24日(金)は取引時間短縮(日本時間3時00分まで)となります。
夏時間と冬時間に注意
米国株式市場では、サマータイム制度を採用しています。サマータイム制度とは、太陽が出ている時間を有効活用するための制度で、日の出が早まる時期(3月~11月)は時計を1時間進めることになっています。
米国のサマータイムは、3月の第2日曜日~11月の第1日曜日まで実施されています。夏時間(サマータイム)と冬時間(標準時間)で取引時間が1時間異なるため、米国株取引を行う際は、切り替え時期をカレンダーにメモしておくとよいでしょう。
米国株式市場のスケジュールをメモしておこう
米国株取引を行う際は、現地の取引時間やサマータイムについて把握しておく必要があります。米国株式市場の取引時間は9時30分~16時(日本時間では22時30分~翌5時または、23時30分~翌6時)となっているため、日中に取引できない人にとっては、米国株取引の方が向いているかもしれません。
ただし予約注文はいつでも行えるため、夜間に取引できない人は、指値注文や逆指値注文を活用するとよいでしょう。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
お金の知識をさらに深めるなら
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
関連記事
楽天ポイント投資とは?メリット・デメリットや始め方
私たちの生活に浸透している楽天グループのサービス。利用することで楽天ポイントがもらえ、ポイントで買い物もできるのでお得ですよね。そんな楽天ポイントが、実は投資にも使えるというのはご存じでしょうか。この記事では、「楽天ポイント投資」がどのよう…
詳しくみる債券価格とは?金利とどのような関係がある?
債券とは、国や地方公共団体、民間企業などが資金を調達するために発行する有価証券のことで、一般的に株式や投資信託と比較して安全性の高い商品として知られています。 また、債券の価格は金利に大きな影響を受けるものの、具体的にどう関係しているのか今…
詳しくみるレバナスとは?株価推移や配当利回り、おすすめの証券会社を解説
2021年にSNSで大きな話題を呼んだ、レバレッジ型投資信託「レバナス」について詳しくまとめた記事です。レバナスのチャートを元に主要銘柄や株価の推移をご紹介し、レバナスのメリットとデメリット(注意点)、証券会社ごとの違いや各社の特徴まで幅広…
詳しくみるおすすめの資産運用は?初心者向けに目的、年代、金額別の選び方を解説
資産運用を始めるうえで基礎知識を身につけ、さまざまな投資商品の種類を知ることは重要です。本記事では、初心者が知っておきたい資産運用の知識やおすすめの投資商品、年代別・目的別の運用方法を解説します。これから資産運用を始めたいと思う方は、参考に…
詳しくみる金投資とは?初心者向けに方法やメリット・デメリットを解説
金は株式とは値動きが異なりインフレに強い側面もあるため、投資先として魅力的です。金を組み込むことでポートフォリオを充実させられますが、金投資に一歩踏み出せない方も多いでしょう。 今回は、金投資の基礎知識と方法、金の価格推移を解説します。金投…
詳しくみる株やFXのスキャルピング手法とは?勝つコツやおすすめの口座
株やFXのトレードの手法の一つとして、スキャルピングがあります。しかし、スキャルピングがどのような特徴を持つトレードの手法なのかよく知らないというケースもあるでしょう。本記事では、スキャルピングのメリットやデメリット、スキャルピングで勝ちを…
詳しくみる