- 更新日 : 2023年9月1日
楽天ETCカードとは?作り方や年会費、メリットなどを解説
「楽天のETCカードの作り方は?」「楽天ETCカードの年会費を無料にするには?」と疑問をもつ方は多いかもしれません。楽天ETCカードは便利で人気ですが、年会費の550円がネックで作ろうか迷っている方も多いでしょう。
本記事では、楽天ETCカードの作り方や年会費を無料にする方法を解説します。
目次
楽天ETCカードとは?
楽天ETCカードは、クレジットカードである楽天カードに付随して発行できるETCカードです。楽天ETCカードを作成するには、楽天カードの保有が必須条件となります。
ETCカードがあれば、現金を使わず高速道路の料金所をスムーズに通行でき、ETCカード独自の料金割引などを受けられます。またETCカードの利用により、楽天ポイントやETCマイレージポイントを貯められるのも大きなポイントです。
楽天ETCカードの料金は、利用月の翌月27日に楽天カードの支払い分と合算されて請求されます。
楽天ETCカードはどう発行する?
楽天ETCカードの発行は、既に楽天カードを持っているかどうかによって申請方法が異なります。楽天カードを新規申し込みする場合と、既にカードを持っている場合に分けて説明します。
楽天カードに新規申し込みする場合
楽天カードを持っていない方は、楽天カードと共にETCカードを一緒に新規申し込みすることが可能です。新規申し込みは、以下の3ステップで完了します。
- 楽天会員のアカウントを作成し、クレジットカードとETCカードをネットで申し込む
- 入会審査が行われ、承認されればカードが発行される
- 運転免許証などの本人確認書類を準備し、楽天カードとETCカードを受け取る
楽天カードの審査や発行状況などは、オンラインで確認できます。クレジットカードや楽天ETCカードが届くのは通常1週間〜10日ほどかかりますが、大型連休などが入ると遅れる場合があります。
既に楽天カードを持っている場合
既に楽天カードを持っている場合は、楽天カード会員専用サービス「楽天e-NAVI」か自動音声専用ダイヤルでの申込ができます。本項では、前者の「楽天e-NAVI」の申込方法を紹介します。
- 会員専用サービス『楽天e-NAVI』にログインする
- メニューの中にある「カードを作る」をタップし、楽天ETCカード申込の画面にいく
- 申込画面で必要事項を記載し、画面の指示に従ってETCカードの申込を完了させる
なお1つの楽天カードには、1つのETCカードしか連携できませんので、ご注意ください。
楽天ETCカードを使うメリット
多くのメリットがある楽天ETCカードですが、他社が発行するETCカードと比べて何が異なるのでしょうか。楽天ETCカードを使うメリットを見ていきましょう。
入会時のキャンペーンがある
楽天ETCカードでは、新規入会者を対象にさまざまなキャンペーンが開催されることがあります。また、楽天クレジットカードと同時に申込む際は、楽天クレジットカードの新規入会と利用によって、1,000ポイント〜3,000ポイントもらえるケースがあります。
楽天ETCカードの入会キャンペーンを上手に利用して申込むと、通常よりも多くの楽天ポイントがもらえるでしょう。
なお、キャンペーンでポイントをもらうためには、エントリーが必要です。ポイントをもらうための条件もあるため、よく確認してから手続を進めましょう。
年会費が無料になるケースがある
楽天カードは年会費無料ですが、楽天ETCカードの年会費は税込550円がかかります。ただし、楽天ゴールドカードか楽天プレミアムカードの場合はETCカードの年会費が無料です(クレジットカード自体のの年会費は別途かかります)。
また、楽天ETCカード発行時に、楽天Point Clubの会員ランクがプラチナ以上であれば、年会費は無料になります。次年度以降の年会費が無料になる条件は、年会費請求月の楽天Point Clubの会員ランクがプラチナ以上であることです。楽天Point Clubとは、楽天ポイントの利用状況やお得なキャンペーン情報をオンラインで確認できるサービスです。会員のランクは、獲得ポイント数や獲得回数に応じて、4段階に分かれています。
楽天ポイントが貯まる
楽天ETCカードのポイント還元率は、楽天カードと同等の1%です。100円あたり1ポイント貯まるため、少額でも楽天ポイントが貯まりやすく、取りこぼしがありません。
貯まった楽天ポイントは、1ポイント1円として利用可能です。楽天市場や楽天モバイルといった楽天グループのサービスや、出光などのガソリンスタンドでも利用できます。
楽天ETCカードを作る際の注意点
次に楽天ETCカードを作る際の注意点を説明します。以下、3つのポイントで整理しました。
条件を満たさないと年会費がかかる
先述したように、楽天Point Clubの会員ランクがプラチナ以上、または楽天ゴールドカードか楽天プレミアムカードを持っていれば年会費は無料ですが、条件に満たない場合は年会費が550円かかります。
楽天カードを使いつつ年会費無料を維持したい場合は、こまめに楽天Point Clubの明細を確認し、条件を満たすよう心がけましょう。
本会員しかETCカードを作れない
楽天ETCカードは、楽天カードの本会員1人につき1枚しか発行できません。家族カードは、楽天カードに付帯するカードなのでETCカードは付帯できません。
2台以上の車を所有しているなど、ETCカードが複数枚必要な状況であれは、楽天カードをもう1枚発行するか、他のクレジットカード会社のETCカードを検討するのも1つの選択肢でしょう。
解約の手続きが電話のみ
楽天ETCカードの解約手続きは、自動音声ダイヤルのみで可能です。手続きをスムーズに済ませるため、電話をかける際は、あらかじめETCのカード番号を準備しておくといいでしょう。
利用明細を確認する方法
楽天ETCカードは、楽天ETC利用時の明細のみでは確認できません。楽天ETCカードの利用明細は、楽天カードの利用分と合わせて反映されます。
楽天カードの利用明細は、楽天会員限定のオンラインサービス「楽天e-NAVI」の「ご利用明細」の項目から確認できます。
ETCカードの走行明細を知りたい場合は、ETC利用照会サービスへの新規登録が必要です。登録すれば、次回からIDとパスワードのみの記入でログイン可能です。
楽天ETCカードを上手に使おう
楽天ETCカードは、楽天カードとセットで保有できるカードです。
高速道路の利用料金は、楽天カードと同様に100円につき1ポイントの楽天ポイントが付与され、ポイントが貯めやすいと高く評価されています。
楽天ETCカードの年会費は550円かかりますが、「プラチナランク以上の会員ランク」または「楽天プレミアムカードか楽天ゴールドカード保持」という条件を満たすことによって、年会費は無料になります。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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