- 更新日 : 2023年8月10日
MT4の基本的な見方や使い方(PC編)
FX取引を行う際、重要になるのがテクニカル分析です。ただ、テクニカル分析ができるツールは多くあるため、どれを選んだらいいのか迷ってしまうのではないでしょうか。そこで今回は人気テクニカル分析ソフトの一つ「MT4」の見方や使い方を詳しくご紹介します。あわせて、PCへのダウンロードの仕方や注文方法についても確認しておきましょう。
目次
MT4のダウンロード方法
MT4は、FX取引のためのチャートソフトです。チャートの確認などのテクニカル分析だけでなく、注文も可能なため、多くの投資家に利用されています。また、無料でダウンロードできるという利点もあるソフトです。今回はOANDA証券のMT4ダウンロード・インストール方法を例にご紹介します。
※今回ご紹介する方法は一例です。実際のダウンロードの場合は、取引するFX会社のホームページなどで手順をご確認ください。
1.口座開設
MT4はFX会社経由でダウンロードできるソフトです。先にFX会社で口座開設を済ませておく必要があります。
2.PCスペックの確認
自分のPCでMT4を使えるのか、以下の点を確認してください。
- インターネットが安定して使える環境か
- OSはWindows7以降か(Macは非推奨です)
- 以下のPCスペックを満たしているか
- CPU Pentium:1GHz(2GHz以上推奨)
- メモリ:512MB以上(1GB以上推奨)
- モニタ:800×600以上(1024×768以上推奨)
MT4では注文も行うため、インターネットが常時安定して使えることが非常に重要になります。PCのスペックを満たすだけでなく、インターネット環境もチェックしましょう。
3.MT4用アカウントの準備
OANDA証券の場合、MT4での取引はサブアカウントを利用して行います。OANDA証券のサイトにログインし、「MT4サブアカウントの作成」を行ってください。同時にパスワードも設定します。MT4用アカウントが作成できると、ログインID、接続サーバーが記載されたメールが届きます。
4.ダウンロード
MT4用アカウントが作成できたら、アカウント作成画面からMT4をダウンロードできます。画面上で利用規約を確認し、同意するとダウンロード開始です。
5.インストール
ダウンロードされたファイルをクリックするとインストールが開始されます。インストール完了後、「3.MT4用アカウントの準備」で届いたログインIDと設定したパスワードを入力し、サーバーの選択を行えば手続き完了です。
MT4の基本的な見方
MT4のダウンロード・インストール方法を確認したところで、基本的な見方も押さえておきましょう。

出典)楽天証券「MetaTrader 4 コンプリートガイド」より抜粋
メイン画面は4つの画面で構成されています。右上がチャートウインドウ、左上が気配値表示ウインドウ、左中がナビゲーターウインドウ、下部がターミナルウインドウです。
また、複数の通貨ペアの取引を行っている方のために、4つのチャートを同時に表示させることも可能です。

出典)楽天証券「MetaTrader 4 コンプリートガイド」より抜粋
全通貨ペアも表示されるので、他に取引したい通貨ペアを探す際も便利です。

出典)楽天証券「MetaTrader 4 コンプリートガイド」より抜粋
移動平均、ボリンジャーバンドなど約50種類の指標の表示もできます。

出典)楽天証券「MetaTrader 4 コンプリートガイド」より抜粋
MT4の基本的な使い方
MT4の基本的な使い方をご紹介します。
チャートの表示方法
初期画面は、チャートウインドウ、気配値表示ウインドウ、ターミナルウインドウ、ナビゲーターウインドウで構成されていますが、チャートウインドウの最大化アイコンをクリックすると、チャートのみ最大化することも可能です。

出典)楽天証券「MetaTrader 4 コンプリートガイド」より抜粋
チャートの整列方法
チャートを複数表示させ、見やすいように整列させることもできます。ツールバーの整列ボタンを押してください。

以下のように整列して表示されます。

「メニューバー」の「ウインドウ」から以下のように整列させることもできます。


インジケーターの表示方法
インジケーターを表示させたい場合、最もわかりやすいのがナビゲーターウインドウからのドラッグ&ドロップです。

描画ツールの使い方
垂直線、水平線、トレンドラインなどの描画はツールバーからラインを選択できます。

ラインはプロパティ画面で名前を付けて保存できます。色も指定できるので、使いやすいように設定しましょう。
カスタマイズチャートの保存方法
カスタマイズしたチャートを保存したい場合、チャートを表示させてその上で「右クリック」⇒「定型チャート」⇒「定型として保存」を選択します。

ツールバーのカスタマイズ方法
ツールバーを使いやすいようにカスタマイズできます。ツールバー上で右クリックし、以下の画面を出してください。必要な項目にチェックを入れ、不要なものはチェックを外します。

MT4の注文方法
MT4はテクニカル分析だけでなく、注文もできるソフトです。指値注文、成行注文、ワンクリック注文の方法をご紹介します。
指値注文
指値注文の場合、画面左上の「新規注文」から「オーダーの発注」ウインドウに入ります。画面上で、通貨ペア・数量・指値を選択してください。

成行注文
値段を指定せず注文を出す成行注文も可能です。指値注文に比べ、注文が成立しやすいという特徴があります。

ワンクリック注文
クリックするだけで約定を成立させるワンクリック注文は事前設定が必要です。「メニューバー」の「ツール」⇒「オプション」⇒「取引」で「ワンクリック取引」にチェックを入れます。

設定後、チャート上で右クリック、もしくはチャート左上の三角をクリックすると「ワンクリックパネル」が表示されるので、取引したい数量を入力し、「BUY」もしくは「SELL」を押して注文を出します。

MT4の決済方法
FXは時期を見て決済しなければなりません。MT4の指値・逆指値での決済方法を3つご紹介します。
1.注文と同時に決済発注
発注画面から決済注文ができます。決済希望価格を入力してください。
2.チャート上から発注
注文後に決済する際はチャート上から設定できます。ポジションを保有している場合はポジション価格がチャート上にラインで描かれているので、ラインのクリック⇒ドラッグで決済注文が可能です。
注文変更をしたい時は、チャート上に表示される注文ラインをクリック⇒ドラッグするだけで手続きできます。

3.ターミナルからの注文
ターミナルの取引タブからの注文も可能です。ポジションが表示されている部分で右クリックし「注文の変更または取消」を選択します。オーダー発注画面が表示されるので、指定価格を入れましょう。

テクニカル分析ができるMT4を取引に活用しよう
MT4は、カスタマイズできるチャート画面のほかに、50種類もの指標表示ができる優れたツールです。FX取引において、テクニカル分析を重視する方におすすめといえるでしょう。分析だけでなく、取引ができる点もタイミングを逃さず注文を入れたい方にピッタリと言えます。
ただし、MT4ソフトはFX会社経由でのダウンロードとなります。その際は、FX会社での口座開設も必要です。まずは、MT4を扱う会社をピックアップし、その中から、自分に合った会社を選ぶようにしましょう。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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