- 更新日 : 2023年11月24日
dポイント投資とは?メリットとデメリット、運用のコツを紹介
dポイント投資とはdポイントを運用ポイントに交換して投資を体験できるサービスです。ドコモの回線契約は必要なく、dアカウントさえあればdポイント投資を始められます。
本記事では、リスクを抑えながらdポイント投資を活用するコツや、メリット・デメリットを解説します。
目次
dポイント投資とは?
dポイント投資とは、通常のdポイントを運用ポイントに交換することで気軽に投資が体験できるサービスです。貯めたdポイントを元手に投資を行えるため、現金を必要とせずに投資が可能です。dポイント投資は、dアカウントがあればドコモの回線契約がない方でもはじめられます。
少額のdポイントから使用でき、運用の最中も1ポイントからdポイントへ戻せます。
dポイントをゲーム感覚で増やしたい方や、少ない金額で投資を経験したい方は、dポイント投資が適しています。
dポイント投資の運用方法
運用コースには、「おまかせ運用」と「テーマ運用」の2種類があります。
おまかせ運用コースは、株式重視のアクティブコースと、債権重視のバランスコースがあり、リターンを期待する方はアクティブコース、安定的な運用がしたい方はバランスコースを選んでください。
テーマ運用コースは、米国大陸株や日経平均株価などテーマを決めて運用するコースです。過去1年間や1ヶ月のデータを基に自分で分析や判断ができる方は、テーマ運用コースがおすすめです。
dポイント投資のメリット
dポイント投資はポイントを利用して投資するため、手軽にはじめやすいなどのメリットがあります。
ここでは、dポイント投資のメリットを5つ紹介します。
dポイントクラブ会員なら100ポイントから運用できる
dポイントクラブ会員であれば、少額の100ポイントから投資を運用できます。「投資に興味はあるが、最初から現金で運用するのはこわい」といった方も、安心してスタート可能です。現金を投資にまわすリスクもなく、投資の経験が積めます。
現金を使わずにdポイントで資産運用できる
dポイントを利用して、現金不要で簡単に資産運用ができます。dポイント投資は、貯めたdポイントを元手に資産運用するため、現金を使う必要はありません。
投資をはじめる方は、ポイント投資の基本を学びながら実際の資産を増やせるのが大きな魅力です。
口座開設や本人確認の必要なく開始できる
dポイント投資は、通常の投資信託に必要な口座開設や本人確認のステップを踏まずに、すぐに開始できるメリットがあります。
そのため、昼休みや通勤中の短い時間でも投資をスタートできるので、忙しい方でも手軽に投資が可能です。
利用手数料が無料
利用手数料が無料なのもdポイント投資のメリットの1つです。通常、株式投資や投資信託を購入する際は、取引ごとに手数料を払います。
ポイント投資の場合は、手数料を気にせずに投資ができるため、利用するハードルがグッと下がります。
従来の投資なら差し引かれる利用手数料の分も投資にまわせるので、資産を効率よくアップさせる上でも重要です。
運用ポイントはいつでもdポイントに交換できる
dポイント投資で得た利益は、いつでもdポイントと交換可能です。利益で得たポイントを利用して、毎月の携帯料金の支払いやJALマイルなど他のポイントと交換できます。
ただし、運用コースや交換タイミングによって、ポイントの反映に時間がかかる場合がある点には注意が必要です。
dポイント投資の注意点
メリットが多いdポイント投資ですが、気をつけておきたい項目が3つあります。次の注意点も知った上でポイント投資を行いましょう。
dポイントが減るリスクもある
通常の投資や資産運用と同様に、投資したdポイントが減るリスクもあります。お金を失うわけではありませんが、明確な目標額がある場合でも、必ずしも達成できるとは限りません。
リスクをできる限り抑えたい方は、同じ金額を定期的に投資する「ドルコスト平均法」を用いた運用を検討してみてください。市場に強く安定的な投資ができます。
ポイント投資のため大きな利益は難しい
dポイント投資は、貯まったdポイントのみで運用する投資信託です。元手の投資額が少ないため、通常の投資と比べるとリスクが小さい反面、ポイント投資の利益も少なくなる傾向があります。
期間限定のポイントはdポイント投資に使えない
dポイントには、通常のdポイントと期間限定のdポイントの2種類があります。このうち、dポイント投資に使えるのは通常のdポイントのみです。
特別キャンペーンや用途限定のdポイントは、使用できる範囲が限定されています。すべてのdポイントが投資に使えない点はデメリットといえます。
dポイント投資での運用のコツ
dポイント投資を上手に運用するには、いくつかのコツや戦略を知っておくと安心です。dポイントを効率よく運用するコツを3つまとめました。
リスクを考えすぎない
どの運用コースで投資をはじめても、資産がプラスになる方が多い印象です。あまりリスクを考えすぎず、気軽にはじめてみましょう。
ほったらかしにしていても、定期的に決まったポイントを追加していれば、時間とともに成長してくれます。長期的な資産経営がしやすくなるのは、嬉しい効果といえます。
長期投資で考える
結果をあげている方々は、長期目線で運用し資産を増加させているようです。ポイント投資には良い時もあれば悪い時もあり、短期間の変動を気にせずに運用することで、最終的にポイントが増えていたというケースがあります。
意識してdポイントを貯める
dポイント投資をするために、日々の生活から意識してdポイントに集約させることをおすすめします。
dポイントは、利用金額に応じてポイントが貯まります。コンビニやスーパーなどの支払いで積極的に使うなど「少し意識して集める」だけで、大きな成果へのつながりが期待できます。
dポイント投資のやり方、はじめ方
dポイント投資のはじめ方は次の通りです。
- ポイント投資の公式サイトでdアカウントを作成
- dアカウントでログインし、アプリに表示される通常のdポイント数を確認
- 「おまかせ運用」と「テーマ運用」からコースを決定
- 運用コースと投資するdポイント数を確定し、投資を開始
100ポイントから投資を開始でき、コースの途中変更も可能です。
投資で運用ポイントが増えたら、通常のdポイントに交換し現金の代わりに利用できます。ポイントの交換は1ポイント単位となり、交換できるポイント数に上限はありません。
ただし、ポイント数が反映されるまでに時間がかかるため、dポイントの交換(引き出し)には注意が必要です。土日祝日は東京為替市場が休業しており、為替レートも動がないため、ポイント数の反映・更新もされません。また、コースによって反映・更新のタイミングが異なるため、注文スケジュールを確認しながら行うとスムーズにdポイントの交換(引き出し)ができるでしょう。
dポイント投資を気軽に体験してみよう
dポイント投資は、dポイントを利用して投資ができるサービスです。100ポイントから運用できるため、通常の投資と比べると初心者でも気軽に投資をはじめられるのが大きなメリットです。
運用方法は「おまかせ運用」と「テーマ運用」の2つのコースが用意され、高いリターン・安定感を求める方はおまかせ運用コース、投資先を自分で選択したい方はテーマ運用コースがおすすめです。
ただし、投資にはリスクが伴います。慎重に情報を収集し、無理のない範囲で投資を楽しんでください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
お金の知識をさらに深めるなら
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
関連記事
三井住友カード(NL)とは?ナンバーレスカードのメリットや還元率を紹介
三井住友カード(NL)は、券面にクレジットカード番号や有効期限が記載されていない新しい形のカードです。他のクレジットカード同様、コンビニ利用や飲食店の支払いでポイントを貯められます。 一方、他のカードと比べて還元率は高いのか、年会費はかかる…
詳しくみるdカード GOLDを使うメリットは?お得に使えるケースを紹介
dカード GOLDはドコモが発行しているクレジットカードです。加盟店も多く、ドコモユーザーの方にとっては高いポイント還元や無料の家族カードの発行などお得な特典が多くあります。他社の携帯電話会社のユーザーも、ポイントを狙って保有している方も少…
詳しくみるイオンゴールドカードで使える空港ラウンジは?条件や同伴者の扱いを紹介
イオンゴールドカードは、空港ラウンジの利用など、旅行や出張で使いやすい特典が付帯しているクレジットカードです。イオンカード保持者が、ある一定の条件をクリアすることで付与されるため、ステータス性が高いカードとしても知られています。 本記事では…
詳しくみるアメックスカードはランクによって何が違う?それぞれの種類を紹介
アメックスカードはプロパーカードと提携カードに分けられ、それぞれランクや特典、特徴が異なります。自分に合ったカードがわからず迷ってしまう方も多いでしょう。アメックスは年収や職業、カードを使う目的やシーンによっておすすめが変わります。 今回は…
詳しくみる楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードは何が違う?比較ポイントと選び方を紹介
楽天カードは、上位ランクの楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードがあり、年会費やポイント還元率、付帯するサービスが異なります。本記事では、楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの特徴や比較ポイント、お得に使えるケースを紹介します。カード…
詳しくみるVポイントの有効期限は?失効タイミングや旧Tポイントからの変更点を解説
Vポイントの有効期限は、ポイントの最終変動日から1年間です。ポイントを貯めたり使ったりせずに1年間経過するとVポイントは失効してしまいます。普段からポイントカードを提示するなどして、有効期限の延長を意識しましょう。 本記事では、Vポイントの…
詳しくみる