• 更新日 : 2024年2月9日

学生専用ライフカードの特徴は?他のカードとの比較やメリットを紹介

学生専用ライフカードは、ライフカードが発行しているクレジットカードで、学生の方が申し込めます。安定収入のない学生でもクレジットカードの審査は通るのか、キャッシングや限度額はどうなるのか、は気になるポイントでしょう。

今回の記事では、学生専用ライフカードの特徴、他のカードとの違いやメリットを紹介します。

学生専用ライフカードの基本情報

学生専用ライフカードは、ライフカード株式会社が発行しているクレジットカードの1つで、社会人になる前の多くの学生に利用されています。

学生専用ライフカードは、18歳以上25歳以下の大学生・大学院生・短大生・専門学校生の方が申し込みできます。

学生専用ライフカードの基本情報

国際ブランドVisa、Mastercard、JCB
年会費永年無料
ポイント還元率0.1%
付帯サービス
  • 海外アシスタンスサービス
  • 海外利用で3%キャッシュバック
  • 海外旅行損害保険(最高2,000万円)
対応している電子マネーApple Pay、Google Pay™
発行スピード最短2営業日発行
公式サイトURLhttps://www.lifecard.co.jp/card/credit/std/

学生専用ライフカードには、上記の他にもさまざまな特徴があります。

  • 盗難、紛失、不正利用の損害を保障
  • ETCカードが初年度無料
  • 入会初年度はサンクスポイント1.5倍、誕生月は3倍

学生専用ライフカードで貯めたポイントはdポイント、Pontaポイント、ANAマイレージクラブ、楽天ポイント、Vプリカ、Amazonギフトカード、JCBギフトカードなどに交換できます。

さらに、学生専用ライフカードは学生ならではのサービスも豊富です。次章で詳しく見ていきましょう。

学生専用ライフカードならではのサービス

学生専用ライフカードには、一般のライフカードや他社の一般カードにはない、学生向けクレジットカードならではのサービスが充実しています。

海外アシスタンスサービス

学生専用ライフカードには、海外旅行で使えるLIFE DESKという日本語サポートサービスが付いています。渡航先のホテルや飲食店、レジャーや天気情報、その土地の習慣に至るまで、さまざまなアドバイスや観光情報を教えてくれるインフォメーションサービスが利用できます。

万が一、渡航先でのケガや病気、パスポートやカードの盗難・紛失などのトラブルがあった場合、大使館や領事館への案内を迅速に対応してくれるエマージェンシーラインも利用可能です。

初めての海外旅行が心配な学生には心強いサービスとなるでしょう。

海外利用で3%キャッシュバック

海外でのショッピングを学生専用ライフカードで支払った場合、3%のキャッシュバックがあります(1年間で最大10万円まで)。海外旅行では食費や買い物などでついお金を使いすぎてしまいがちです。キャッシュバックはうれしい特典となるでしょう。

ただし、海外でのショッピング利用分のみが対象のため、国内の免税店・航空会社の機内販売、インターネットの海外サイトでの利用は対象外となります。また、海外旅行ごとに事前の申し込みが必要となるので注意してください。

旅行保険が最高2000万円

学生専用ライフカードには最高2,000万円の海外旅行保険が自動で付いています。海外旅行中の事故や死亡・後遺障害など、万が一の事態に対する補償があるので、保険加入の心配なく安心して海外旅行を楽しめます。

在学期間中のみのサービスですが、盗難紛失はもちろん、物品を壊してしまったときにも保証が利くので、卒業旅行や留学など長期で出かける際に持っておくといいでしょう。

他のライフカードを選んだ方が良いケースは?

学生専用ライフカードにはいくつかのデメリットもあります。デメリットが気になる場合は、学生専用カード以外のライフカードも選択肢として検討してください。

利用上限額が低い

学生専用ライフカードは、カードを作る際の審査によって利用上限額が30万円までとなっています。収入の安定しない学生には上限額を高く設定できないためです。

ライフカードの一般カードが利用上限額最大200万円であるのに比べると、学生専用ライフカードは利用上限額が低いといえます。

クレジットカードを頻繁に利用したい方は、一般のライフカードを作ると良いでしょう。ただし、利用上限額が30万円以上となるかは審査次第ですので、ご注意ください。

ポイントの還元率が高くない

学生専用ライフカードのポイント還元率は0.1%であり、他のクレジットカードと比べるとやや低めです。例えば、学生でも年会費無料で作ることができる楽天カードアカデミー(還元率1%)やリクルートカード(還元率1.2%)と比べた場合、ポイントの貯まり方は少なくなります。

楽天市場でよく買い物をする方は楽天カードアカデミーを、じゃらんやホットペッパーなどをよく利用する方はリクルートカードを作ると良いでしょう。

卒業後は持ち続けるメリットが少ない

学生専用ライフカードは25歳以下までの人が申し込めるカードです。しかし、海外旅行損害保険や海外利用額の3%キャッシュバックサービスは在学中のみ(カードを申し込む際に申告した卒業予定年の3月末日まで)のサービスです。

卒業後も海外旅行をたくさん楽しみたい人は、海外関連サービスの充実したエポスカード(Visa付き)など、別のカードを新しく作ることを検討してもいいでしょう。

学生専用ライフカードは卒業後も使える?

学生専用ライフカードは、卒業後に年会費無料のライフカードに自動的に移行するため、そのまま年会費無料で使うことができます。手続不要で、ポイントもそのまま引き継がれるので、あわてて使い切る心配もいりません。

しかし学校を卒業すると、住居や勤務先・アルバイト先などの登録情報が変更になる可能性があります。カードを作成した時の登録情報が変更になる場合は、Life-Web Deskにログインして更新しておくと良いでしょう。

登録情報の更新が必要なケースは、例えば次のような場合が想定されます。

学校を卒業して勤務先が決まった場合

基本的に、クレジットカードを作る際には、勤務先や年収など支払能力に関する情報を登録します。学校を卒業して社会人になったら、勤務先や見込み年収などの情報を登録しましょう。

安定した収入があると判断されれば、利用上限額を上げられる可能性があります。収入に見合ったクレジットライフに移行しましょう。

休学・留年で卒業が延びた場合

学生専用クレジットカードを申し込む際、申込フォームに卒業予定年を記載します。

しかし、休学や留年などで卒業見込みの時期が変更になる場合があります。その場合は、卒業予定年が変更になったことを忘れずにライフカードに報告しましょう。学生専用ライフカードのサービスを延長して使える可能性があります。

LIFE-Web Desk に登録した際のIDやパスワードがわからずログインできないケースがあるかもしれません。その場合は、ライフカードにメールで問い合わせてください。

学生専用ライフカードは理解して申し込もう

学生専用ライフカードは、学生しか申し込めないクレジットカードです。海外アシスタンスサービスや、海外利用でのキャッシュバック、旅行保険が付いており、年会費無料の他のクレジットカードにはない手厚いサービスとなっています。

ただし、海外旅行保険やキャッシュバックは卒業後に使えなくなります。さらに、ポイント還元率が低く、利用上限額も少ないため、卒業後もカードを持ち続けるメリットはあまりありません。

学生専用ライフカードを申し込む前に、カードの特性をしっかり理解しておきましょう。


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