審査なしで発行できるバーチャルカードはある?あと払いは可能?

バーチャルカードとは、物理的なカードを発行しないクレジットカードやプリペイドカードの総称です。物理的なカードがないため実店舗では利用できませんが、オンライン決済では問題なく利用できます。

本記事では、バーチャルカードの特徴や利用のメリットを解説し、審査の有無や注意点も取り上げていきます。

バーチャルカードとは

バーチャルカードとは、物理的なカード(リアルカード)を発行せず、オンライン上でクレジットカード番号やセキュリティコードなどを発行するクレジットカードやプリペイドカードなどを指します。

リアルカードが発行されないため実店舗での利用は制限されますが、オンラインショッピングでは問題なく利用できます。

ここでは、バーチャルカードの特徴を踏まえつつ、クレジットカードとの違いについても解説します。

通常のクレジットカードとの違いは?

基本的なバーチャルカードとクレジットカードとの違いは、下記の通りです。

項目バーチャルカードクレジットカード
審査の有無なし(一部あり)あり
リアルカードの有無なし(一部あり)あり
発行までの期間即時発行約1週間〜2週間
支払いタイミング前払い
(一部あと払いできるカードもある)
あと払い

前項でお伝えしたように、リアルのクレジットカードと違い、ほとんどのバーチャルカードにはプラスチック製のカード本体がありません。しかし、申込みをすればリアルカードを発行できるサービスもあります。

またクレジットカードはあと払いのみですが、バーチャルカードは前払いとあと払いの2種類の支払方法があるのも大きな違いです。

代表的なバーチャルカードは?

リアルカードほど広く知られていませんが、バーチャルカードはさまざまな企業が取り扱っています。代表的なバーチャルカードをいくつか紹介します。

  • Vプリカ
  • 三井住友VISAバーチャルカード
  • Kyash Card Virtual
  • 楽天バーチャルプリペイドカード
  • エポスバーチャルカード
  • メルペイ発行のバーチャルカード
  • マネーフォワード ビジネスカード
  • atoneアプリ専用カード
  • バンドルカード
  • SAISON CARD Digital

あと払いができるバーチャルカードはある?

バーチャルカードの多くは前払い方式ですが、一部のカードはクレジットカードのようにあと払いを採用しています。あと払いができるバーチャルカードは、審査が必要なケースが大半です。前払い方式は、事前にお金をチャージした分だけ使え、審査なしで発行されます。

あと払いができるバーチャルカードの例は、以下の通りです。

  • 三井住友VISAバーチャルカード
  • バンドルカード
  • エポスバーチャルカード
  • SAISON CARD Digita
  • メルペイ発行のバーチャルカード

おすすめのバーチャルカード3選

代表的なバーチャルカードの中から、厳選したおすすめのバーチャルカードは下記の3つです。

  • 三井住友VISAバーチャルカード
  • 楽天バーチャルプリペイドカード
  • エポスバーチャルカード

それぞれの特徴を下記にまとめました。バーチャルカードを利用したいと思っている方は参考にしてください。

三井住友VISAバーチャルカード|安心感のある銀行系カード

年会費330円
※オンライン入会で初年度無料
国際ブランドVISA
発行する条件インターネットで使えるメールアドレスを持っている人
支払いタイミングあと払い
還元率0.5%
利用できるまでの日数最短3営業日

三井住友VISAバーチャルカードは、銀行大手の三井住友銀行が発行しているカードです。世界中のVISAカードの加盟店で利用できます。

年間100万円までのショッピング補償もついており、購入した商品が破損や盗難にあったとしても、補償が受けられます。

楽天バーチャルプリペイドカード|お金の使いすぎ防止におすすめ

年会費無料
国際ブランドMastercard
発行する条件楽天e-naviの登録
支払いタイミング前払い
還元率500円につき1ポイント
利用できるまでの日数審査なし、即日利用可

楽天バーチャルプリペイドカードの特徴は、お金の使いすぎ防止に使える点です。楽天バーチャルプリペイドカードは、購入金額を使い切ると、新たにカードを購入する必要があります。

購入できる金額も少額の500円から3万円までと幅広く設定されています。使える予算を決めて、500円や1,000円などの少ない金額から利用してみましょう。

エポスバーチャルカード|エポスカードがメインカードの方に有用

年会費無料
国際ブランドVisa
発行する条件エポスカードとエポスNetへの登録
支払いタイミングあと払い
還元率0.5%
利用できるまでの日数即時

エポスバーチャルカードは、事前に利用料金を設定できるカードです。使える設定金額を低めにすると、無駄遣いのリスクを減らせます。

バーチャルカードの利用料金は、エポスカードと合算できるため、複数のクレジットカードを持つよりもお金の管理がしやすくなります。エポスカードのサブカードとして利用するのがベストです。

バーチャルカードを利用するメリット

バーチャルカードはネットショッピング専用のカードです。ここでは、バーチャルカードを利用する際のメリットを3つ紹介します。

スマホなどから気軽に発行できる

バーチャルカードは、デビットカードやクレジットカードの申込や発行にかかる時間と比べて、スマホなどがあれば気軽に発行できる点が大きなメリットです。ゲーム内のオンライン購入や、国内カードが使えない海外サイトでの買い物に対応しているケースもあるため、多くの利用者にとって頼りになるといえるでしょう。

利用状況をリアルタイムで把握できる

ほとんどのバーチャルカードは、専用のアプリから利用状況をリアルタイムに把握できます。

基本的に前払い式であるバーチャルカードは、事前にお金を入れなければ、利用できません。また、1ヶ月あたりの限度額が設定されているカードもあります。

利用状況をリアルタイムで把握できれば、お金の使いすぎ防止にも役立ちます。

カードを複数枚発行できるものもある

カードを複数枚発行できるバーチャルカードもあります。例えば、何枚でも購入できる楽天バーチャルプリペイドカードは、食品用や日用品用といった使用用途ごとに分けてお金を管理できます。利用シーンに合わせて使い分けられて便利です。

クレジットカードの利用が初めてのサイトでセキュリティ面の不安がある場合などにも、新たにバーチャルカードを発行して利用上限を設けた上で決済する、といった使い方もできます。

バーチャルカードを利用する際の注意点

バーチャルカードには注意すべきこともあります。バーチャルカード利用時に気をつけたい3つのポイントを紹介します。

実店舗では使えないことも

クレジットカードは、オンラインショップと実店舗の両方で利用できますが、バーチャルカードはオンライン専用のため、実店舗では使えません。

実店舗で決済するには、クレジットカード本体を持参するか、PayPay等のバーコード決済サービスの活用を検討してください。

あと払いを利用する際は別途審査が必要

あと払いができるバーチャルカードを利用する際は、別途審査が必要です。申請者の支払能力を確認するために審査が行われています。

前払い方式のバーチャルカードは審査なしで発行されます。バーチャルカードを選ぶ際は、支払方法の確認もしておくと安心です。

プリペイドカードでは支払えない料金もある

バーチャルカードの多くはプリペイド方式を採用していますが、一部支払えない料金もあります。

例えば、楽天バーチャルプリペイドカードは、公共料金や電話料金、楽天Edyやmonicaなどの電子マネーの決済には利用できないと明記されています。バーチャルカードで支払えない場合は、バーコード決済かクレジットカードの利用がおすすめです。

バーチャルカードはどのような人におすすめ?

バーチャルカードがおすすめな人をまとめました。

  • オンライン上でのセキュリティを重視する人バーチャルカードは、リアルカードとは別のクレジットカード番号が発行されることが多いです。用途ごとに利用上限を設けて複数枚発行しておけば、オンライン上でカード情報が流出しても、悪用されるリスクは低くなるでしょう。
  • お金の使いすぎを避けたい人
    前払い(プリペイド)式のバーチャルカードは、事前に入金した金額しか使えません。お金の使いすぎを避けたい方は、プリペイド式のバーチャルカードの利用がおすすめです。
  • 審査なしですぐにカードを利用したい人バーチャルカードの多く(特にプリペイド式)は、審査なしで即時発行が可能です。通常のクレジットカード発行の場合は与信審査などを含めて、発行に約1週間かかります。買い物の入金期日が迫っているなどカードの到着が間に合わない場合は、バーチャルカードの利用を検討すると良いでしょう。

バーチャルカードの特徴を理解し、上手に選ぼう

多くのバーチャルカードは、前払い方式を採用し、審査なしでカードが即時利用できます。あと払い方式の場合は、審査が必要になります。

オンライン上のみで使えるバーチャルカードは、スマホから気軽に発行できるなどの魅力的な点が多く、とても便利です。お金の使いすぎを避けたい方や、審査なしですぐにカードを使いたい方におすすめです。バーチャルカードの利用を検討している方は、利用開始の前に必ず決済方法や利用条件を確認することが大切です。

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。