- 更新日 : 2023年9月29日
マイナポイント還元を受けられるイオンカードは?申請期限も解説
「マイナンバー登録後、マイナポイントはいつもらえるの?」「第2弾のマイナポイントはイオンカードで受け取れるの?」と気になる方もいるでしょう。
本記事では、マイナポイントの対象になるイオンカードや付与されるタイミング、申請期限について解説します。
目次
マイナポイント制度への申込みはいつまで?
還元対象のイオンカードを紹介する前に、マイナポイント制度の概要や申込み対象者、第2弾の申込期限を解説します。
マイナポイントとは
マイナポイントとは、マイナンバーカードの健康保険証としての利用申込みや公金受取口座の登録により、1人あたり最大2万円分のポイントがもらえる政府の施策です。マイナンバーカードとキャッシュレス決済をひも付けることによってポイントが還元されます。
マイナポイントを登録できる キャッシュレス決済は、1枚のカードにつき1つです。登録した決済方法により、マイナポイントを多くもらえる場合があるため、利用する決済サービスを事前に調べておくことが大切です。
詳しくは、下記の政府広報サイトをご覧ください。
参考:マイナポイント第2弾! ポイント申込期限は2023年9月末まで! | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン
マイナポイントの申込み対象は?
マイナポイント第2弾の申込み対象者は、マイナンバーカードを所持しているすべての方です。ただし、2023年2月末にマイナンバーカードの申請が終わっている方に限られます。
マイナンバー「第1弾」は、マイナンバーカードを持っている人が申請すれば最大5,000円分のマイナポイントをもらえるという施策でした。第1弾は2022年12月に終了しましたが、すでにマイナンバーカードを取得し、第1弾で申込みをしなかった方も第2弾の対象になります。
- 2万円までのチャージまたはお買い物をした方
選んだ決済サービスの利用、または楽天ペイなどのチャージ金額に応じて、最大5,000円分のマイナポイントがもらえます。「第1弾」でマイナポイントをもらっていない方は、申請すれば受け取れます。 - 健康保険証としての利用申請をした方
健康保険証として利用申請をすれば、7,500円分のマイナポイントがもらえます。「第1弾」でポイントをもらった方も申請すれば、受け取れます。 - 公金受取口座の登録済みの方
公金受取口座を登録済みの方は、7,500円分のマイナポイントがもらえます。「第1弾」でポイントをもらった方も申請すれば受け取れます。
マイナポイント第2弾の申込期限
延長されたマイナポイント第2弾の申込期限は、2023年9月末までです。各決済サービスによって、申込終了日時やポイントの付与対象となるチャージ期限日は異なるため注意が必要です。
ポイント申請は、専用アプリ「マイナポータル」、もしくはセブン銀行ATMなど全国各地にあるマイナスポットで申請できます。
申請する際は、マイナンバーカードと個別に設定した数字4桁のパスワードが必要です。パスワードを忘れた場合は、市区町村の窓口で再発行手続きをしてください。
マイナポイント還元の対象になるイオンカード
イオンカードの中では、マイナポイントの還元対象はWAON機能付きのイオンカードです。ここでは、代表的な対象カードをいくつか紹介します。
【WAON一体型カード】
- イオンカードセレクト
- イオンカード
- イオンE-NEXCO passカード
- イオン首都高カード
- コジマ×ビックカメラカード(コジマポイントカード・WAON一体型)
【イオン銀行型カード】
- イオン銀行キャッシュカード
- イオン銀行キャッシュ+デビット
【企業提携型カード】
- コスモ・ザ・カード・オーパス
- ツルハドラッグカード
- イオンルネサンスカード
マイナポイントが還元される期間
すべてのマイナポイントを受け取るには、ポイントが反映される対象期間の把握が重要です。この項目では、ポイント対象となる決済・チャージ方法と還元されるタイミングを紹介します。
対象になる決済、チャージ
マイナポイントは、マイナンバーカード登録時に指定した決済サービスとの連携によりポイントが付与されます。WAON機能付きのイオンカードでは、クレジットカード払い、またはカード付帯の電子マネーWAONへのチャージのいずれかが対象です。原則、イオンカード1枚につき、どちらか1つの決済サービスに申し込めます。
申請後、指定した決済サービスの変更はできないため、慎重に選びましょう。
還元されるタイミング
マイナポイントが付与される時期は、サービス内容によって異なります。
- マイナンバー取得後、2万円までチャージ・買い物をした場合にもらえるポイント(最大5,000ポイント)
1ヶ月分のチャージ金額によって還元される金額は違います。例えば、7月に1万円分を電子マネーイオンにチャージした場合、翌月の28日以降に2,500ポイント付与されます。 - 健康保険証としての利用申込み(7,500ポイント)
マイナポイントの手続き後、最短3日で電子マネーWAONとしてもらえます。 - 公金受取口座の登録ポイント(7,500ポイント)
マイナポイントの申込みと口座登録の両方が完了し、最短3日で電子マネーWAONの受け取りが可能です。状況によって異なるため、受取日はマイナポータルで確認してください。
期日を過ぎてもポイントが付与されていない場合は、イオンカードのお客様サポートへ問い合わせると良いでしょう。
マイナポイントにイオンカードを登録すべき人は?
マイナポイントにはさまざまな還元方法がありますが、そもそもマイナポイント還元にイオンカードを登録すべき人はどのような人でしょうか。
イオングループの買い物が多い方
普段からイオンやマックスバリューといったイオングループのスーパーや、イオンのオンラインショッピングを利用する方は、イオンカードで決済する機会が多いため、ポイント還元が受けやすくなります。
55歳以上の方
55歳以上の方向けに発行されているG.Gマーク付きのイオンカードは、シニア層向けの特典やサービスを楽しみつつ、マイナポイントの還元も同時に受けられます。クレジットカードで買い物をすると、請求時の金額が5%オフになる特典もあり、多くのメリットがあります。
マイナポイントにイオンカードを登録する手順
イオンカードをマイナポイントに登録する手順を簡単に紹介します。
- マイナンバーカードを準備する。
- クレジットカード決済の場合は特設サイトで事前登録を行い「決済サービスID」と「セキュリティコード」を入手する。電子マネーWAONの際は、事前登録の必要はない。
- マイナンバーを使い、イオンカードを登録する。クレジットカード決済の場合は、マイナンバーの数字4桁のパスワード、決済サービスIDとセキュリティコードを入力し、申し込む。電子マネーWAONの際は、マイナポイント手続きスポットで行う。
- 預金受取口座を登録する。
- 健康保険証の利用を申請する。
マイナポイントに申し込む際の注意点
マイナポイントに申し込む際の注意点を2つ紹介します。
- マイナンバーカードで設定した数字4桁のパスワードが必要
マイナポータルでマイナポイントを申し込むには、マイナンバーカードをもらう時に設定した数字4桁のパスワードが必要です。不明な場合は、市区町村の窓口で相談してください。
- マイナポイントの還元対象外となる場合をチェックする以下の決済は、マイナポイントの還元対象外です。
- QRコード決済、バーコード決済、電子マネーへのチャージなど、マイナポイント事業に参加している業者が行うサービスの利用分
- ATM利用手数料、カードショッピングの手数料などの各種手数料
- マイナポイント申込み前の利用分 など
マイナポイントは電子マネーWAON付きイオンカードで
マイナポイント還元を受けられるイオンカードは、電子マネーWAON付きのイオンカードのみです。
事前に、電子マネーWAONの決済、またはクレジットカード決済で使うのか決めておくと、マイナポイントとイオンカードをひも付ける際に、「決済サービスID」と「セキュリティコード」を発行する手間が省けます。一度対象になる決済・チャージ方法を決めると、変更はできませんので注意してください。
ポイント還元は、マイナポイント第1弾でもらっていない方も申請対象です。ポイントを申請していない方は、最終期限である2023年9月末までに忘れずに申し込みましょう。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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