4人家族の食費はいくら?節約するにはどうする?

4人家族の食費はいくらかかるのでしょうか。総務省のデータによると、2022年度の4人家族1世帯あたりの1ヶ月の食費平均は「84,143円」です。おおよそ4人家族の場合、食費は毎月7万円から10万円ほどの範囲ということになります。

この記事では、4人家族の食費の平均とその内訳や年収別の食費の平均、そして食費を節約するための具体的なコツについて、幅広く解説していきます。食費の管理や節約方法を探している方はぜひご覧ください。

4人家族の食費の平均

4人家族の食費の平均について詳しく見ていきましょう。総務省のデータによると、2022年度の4人家族1世帯あたりの1ヶ月の食費平均は88,102円です。食費は家計の15-20%程度に収めるとバランスが良いとされています。

地域や生活スタイルにより、この平均値は変動します。

また、子供の年齢によっても食費は大きく変わります。例えば、幼児・小学生がいる4人家族の場合、食費の平均は月平均57,000円です。一方、中学生がいる家庭では食費の平均は月平均76,000円、高校生がいる家庭では95,000円となります。

一方で、年収によっても食費にかけられる金額は変わります。年収300万~350万円の世帯では食費の平均が5万6000円、年収1,250万~1,500万円の世帯では食費の平均が12万7000円となっています。

食費の内訳

4人家族の食費の内訳を詳しく見ていきましょう。以下に、各項目ごとの平均的な食費を表にまとめました。

項目平均的な食費
穀類7,506
魚介類5,235
肉類9,982
乳卵類4,492
野菜・海藻8,600
果物2,375
油脂・調味料4,257
菓子類8,436
調理食品12,778
飲料5,715
酒類3,218
外食15,508
食費合計88,102

4人家族の食費にはいくつかの傾向があります。まず、調理食品と外食が大きな割合を占めています。これは、忙しい家庭では手間を省くために既製品や外食を利用する傾向があるためです。
次に、肉類の支出が魚介類よりも高いことが見受けられます。これは、肉類の方が価格が高いことと、現代の日本家庭で肉類の消費が増えていることを反映しています。また、穀類の支出が比較的高いのは、主食としての米やパンなどが含まれるためです。

一方、果物の支出が比較的低いのは、果物が日常的に食べられるものではない家庭が多いことを示しています。これらの傾向を理解することで、自身の家庭の食費を見直す際の参考になるでしょう。

【年収別】4人家族の食費の平均

年収によっても、4人家族の食費は大きく変わります。以下に、年収別の4人家族の食費の平均を解説します。

年収平均的な食費
200万円以下60,000円
300~400万円70,000円
400~500万円80,000円
500~600万円90,000円
600~700万円100,000円
700~800万円110,000円
800万円以上120,000円以上

この表から、年収が上がるにつれて食費も増えていく傾向が見受けられます。これは、収入が増えると食事にかける金額も増え、より高価な食材を選ぶようになったり、外食の頻度が増えたりするためです。また、子供の成長とともに食費も増えていくことが一般的です。

年収200万円以下

年収200万円以下の4人家族の場合、月々の食費は家計総支出の約30%~40%を目安にすると良いでしょう。これは、約5万円から6.7万円程度に相当します。この目安を基に計画的に食材を選び、購入することで、無駄遣いを避け、効率的な食費の管理が可能になります。

・月収約16.7万円の家族の食費予算: 約5万円~6.7万円(約30~40%)

年収300~400万円

年収300万円から400万円の範囲にある4人家族の場合、月々の食費25~35%を目安にすると良いでしょう。つまり、約7万円から10万円が食費に割り当てられることが目安となります。この予算内で、バラエティに富んだ栄養バランスの取れた食事を目指します。

・月収30万円の家族の食費予算:約7万円~11.7万円(約23%~35%)

年収400~500万円

年収400~500万円の範囲にある範囲である4人家族の食費管理は、よりバランスの取れた食事と、時には贅沢を楽しむ余裕も生まれます。

月々の食費は月収の20%から30%を目安にすると良いでしょう。これは月に約8万円から12万円を目安に計画されることが多いです。高品質な食材を選びつつも、無駄遣いを避けるためにも計画的な食材購入が推奨されます。

・月収40万円の家族の食費予算: 約8万円~12.5万円(約20%~30%)

年収500~600万円

年収500~600万円の4人家族の食費管理は、収入がさらに増えることで、より質の高い食生活やこだわりの食材を選ぶ余地が生まれます。食材の質にこだわりながらも、効率的な支出管理を心掛けることが求められます。

この収入帯の家族では、月々の食費は家計全体の支出の15%から25%程度が理想とされています。これは、大体7.5万円から12.5万円程度の食費に相当します。家族の健康や教育、娯楽など他の生活費とのバランスを考えながら、適切な食費の割合を見つけることが大切です。

・月収50万円の家族の食費予算:約7.5万円から12.5万円(約15%~25%)

年収600~700万円

年収600万円から700万円の範囲になると、食費での選択肢が広がります。月間の食費は約9万円から11万円が目安です。この予算をもって、健康的かつ多様な食事を楽しむことができ、時折高価な食材や外食での贅沢も可能になります。

・月収60万円の家族の食費予算:約9万円から12万円(約15%~20%)

年収700万~800万

年収700万円から800万円の4人家族は、外食や高価な食材を利用して、家族の食生活をさらに豊かにすることができます。この収入レベルでの家族は、月間の食費を家計支出の約15%から20%で計画することが多いです。これは約10万円から12万円の月間食費に相当します。

・月収65万円の家族の食費予算: 約10万円から13万円(約15%~20%)

年収800万以上

年収800万円以上の4人家族では、健康や味覚教育、さらには家族の絆を深めるための食事の価値を最大化することができます。この収入レベルの家庭では、食費は全体の支出の10%未満から15%程度を目安にしています。高品質な食材の選択、外食の機会の質の向上、特別な食事体験への投資など、より広範な選択肢が利用可能になります。

・月収80万円の家族の食費予算: 12万円(約15%)

4人家族の食費を節約するコツとは

週間メニューを立てる

週ごとに献立を計画することで、必要な食材をリストアップし、余計な買い物を避けます。週間メニューを立てる際には、家族のスケジュールを考慮して、どの日にどんな食事を作るか決めます。忙しい日には簡単に調理できるメニューや、事前に準備しておける料理を計画に入れると良いでしょう。また、栄養バランスも考慮して、肉、魚、野菜などがバランス良く取り入れられるようにメニューを組み立てます。

週間メニューを立てたら、それに基づいて必要な食材のリストを作成し、一度の買い物で全て揃えるようにします。この方法では、繰り返し買い物に行く手間が省け、不必要な誘惑にも少なく触れることになります。また、食材の使用計画が立てやすくなり、冷蔵庫の中の食材を有効に活用でき、食品ロスの削減にもつながります。

まとめ買いを活用する

まとめ買いを活用することは、家庭の食費節約に有効な手段の一つです。主に頻繁に使用する食材や消耗品を大量に一度に購入することで、価格の削減につながります。特に、お米やパスタ、缶詰、冷凍食品などの長期保存が可能な商品や、日持ちする野菜や果物はまとめ買いに適しています。

ただし、食品ロスを避けるために、賞味期限や消費スピードを考慮して購入量を決めることが重要です。そのためには、購入前に冷蔵庫や食品庫の中身を確認し、何が必要かを正確に把握することが重要です。

季節の食材を利用する

季節ごとに旬の食材は価格が下がりやすく、また、その時期最も美味しい状態で楽しめます。旬の食材は栄養価が高く、風味も良いため、少ない調味料でより美味しい料理を作ることができます。

季節ごとの食材を活用することは、地域の農業を支援し、食の多様性を享受することにもつながります。例えば、春にはアスパラガスやイチゴ、夏にはトマトやスイカ、秋には栗やサンマ、冬には大根やハクサイといったように、季節ごとに特有の食材があります。地元の農産物を扱う直売所やファーマーズマーケットを利用するのも良い方法です。

また、季節の食材を使うことで、家族の食生活に季節感を取り入れることができ、特に子どもたちには自然のリズムや地域の文化を学ぶ良い機会にもなります。料理のレパートリーを広げる意味でも、季節ごとに変わる食材を積極的に取り入れることはメリットが大きいです。

手作りスナックやお弁当を活用する

外食やコンビニ食ではなく、手作りのスナックやお弁当を用意することで、かなりの節約になります。市販のスナックや外食は便利ですが、コストが高くつくことが多く、添加物が多用されている場合もあります。これに対し、自宅でスナックやお弁当を作ることで、使用する食材を自分で選べるため、健康にも良く、経済的です。

手作りのお弁当は、外食やコンビニ食に比べてコストを大幅に抑えることができます。一人前あたりのコストを計算すると、手作りの方がはるかに低価格で済むことが多いです。また、前日の夕食の残り物を上手に活用したり、週末にまとめてお弁当用のおかずを作り置きすることで、平日の朝の忙しい時間を節約しつつ、経済的なお弁当を準備することが可能です。

手作りスナックについても、市販のスナックと比較して健康面でのメリットが大きいです。家で作れば、砂糖や塩分の量を調節し、添加物を避けることができます。フルーツやナッツ、全粒粉を使ったヘルシーなお菓子は、子供のおやつにも、大人の小腹満たしにも最適です。

家計簿をつけて食費を管理する

食費の出入りを記録することで、無駄な出費を視覚化し、見直しやすくなります。家計簿をつける際には、日々の食費の支出を詳細に記録します。これには、食材の購入はもちろん、外食やテイクアウトの費用も含まれます。記録をつけることで、どのような食材にどれくらいの費用を使っているのか、外食の頻度はどれくらいか、といったことが明確になり、節約のための具体的なポイントが見えてきます。

また、家計簿を定期的に見返すことで、月ごとや年ごとの食費の傾向を把握し、必要に応じて予算を調整することが可能になります。例えば、特定の月に食費が予算を大きく超えた場合、その理由を分析し、次の月には同じ過ちを繰り返さないように計画を立てることができます。

デジタル時代の今では、スマートフォン用の家計簿アプリを使用することで、より簡単かつ効率的に家計簿をつけることができます。スマートフォンがあれば、いつでもどこでも簡単に記録でき、自動でカテゴリ分けや集計をしてくれる機能もあります。

例えば、「マネーフォワードME」は家計簿アプリの一つで、支出の項目ごとに予算を設定できます。これにより、どの部分にお金が多く使われているのか、どの部分を節約すれば効果的なのかが見えてきます。さらに、マネーフォワードMEにはレシート読み取り機能があり、現金払いや連携できないサービスでの支出を記録する際に便利です。写真を撮るだけで簡単に支出を記録できます。

これらの機能を活用することで、家計簿をつける手間を大幅に減らし、より効率的に家計管理を行うことが可能になります。

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