楽天カードのポイント還元率は?効率的に貯める方法も解説
「楽天カードの還元率が高いのは本当?」「楽天ポイントを効率的に貯める方法は?」と感じている方は多いのではないでしょうか。
楽天カードは、2022年度の顧客満足度調査において14年連続で第1位に選ばれた人気のクレジットカードです。
本記事では、楽天カードの還元率や楽天ポイントのお得な貯め方、ポイントの活用方法まで詳しく紹介します。
参考:公益財団法人日本生産性本部サービス産業生産性協議会「2022年度JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」のクレジットカード業種
目次
楽天カードのポイントは貯まりやすい?
楽天カードを使う大きなメリットは、楽天ポイントの貯めやすさです。コンサルティング会社の株式会社J.D.パワージャパンが2022年に実施した調査(※)では、「楽天ポイント」が総合満足度で2年連続1位を獲得しました。
※2022年共通ポイントサービス満足度調査 | J.D. Power
さらに下記の項目で最高評価を得ています。
- ポイントの貯めやすさ
- ポイント確認のしやすさ
- ポイントの使いやすさ
調査結果からも、多くの方々が楽天ポイントを「貯めやすく使いやすい」と感じていることがわかります。
それでは、楽天カードの主な特徴について、楽天ゴールドカードの特徴もあわせて詳しく解説します。
楽天カードの特徴
「楽天カード」は楽天カード株式会社が発行しているクレジットカードで、主な特徴は以下の通りです。
項目 | 楽天カード | 楽天ゴールドカード |
---|---|---|
年会費 | 永久無料 | 2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 1~3% | 1~3% |
ETCカード | 550円(税込) ただし、条件付きで無料 | 無料 |
国内空港のラウンジ | 利用不可 | 年2回まで無料 |
その他の特徴 | 誕生日月は楽天市場での還元率が4%にアップ |
楽天カードと楽天ゴールドカードの特徴は、通常の買い物は1%、楽天市場で利用時は3%と還元率が高くなる点です。
さらに楽天ゴールドカードには、空港ラウンジ利用や誕生日特典の高還元率サービスが付いています。
クレジットカードを普段使いする方々にとって、非常に魅力的なカードといえるでしょう。
楽天カード払いでのポイント還元率
基本的な楽天カード払いのポイント還元率は1%と高い水準です。つまり、クレジットカードで支払うと100円につき1ポイントもらえます。
上位カードの「楽天プレミアムカード」は11,000円の年会費がかかりますが、その分ポイントも早く貯まりやすいです。基本の還元率は1%ですが、とくに楽天市場の利用ではポイント還元率が5倍にもなります。
さらに、他のSPU(スーパーポイントアッププログラム)を組み合わせると、楽天市場のお買い物のポイント還元が最大16倍にアップします。
代表的な楽天グループの対象サービスは、以下の通りです。
対象サービス | 達成条件 | 還元率 |
---|---|---|
楽天トラベル | 月1回5,000円以上の予約 | +1倍 |
楽天市場アプリ | 楽天市場アプリで買い物をする | +0.5倍 |
Rakuten Fashionアプリ | Rakuten Fashionアプリで、対象商品を月1回以上買う | +0.5倍 |
楽天カードと、他の楽天サービスを使うほど、還元率を上げられる仕組みになっています。
楽天ポイントのお得な貯め方
楽天ポイントは、楽天市場での買い物や楽天カードポイントプラスなど、貯めるチャンスが多くあります。ここでは、楽天ポイントのお得な貯め方を3つ紹介します。
楽天市場の買い物を楽天カードで支払う
楽天市場の買い物を楽天カードで支払うと、実質3倍のポイントを獲得できます。基本ポイント率1%に楽天カードの利用特典として2%がプラスされるためです。
例えば、楽天市場で1,000円分の買い物をすると、通常10ポイントですが、楽天カードを使うと20ポイントが付き、合計30ポイントの還元があります。
さらに、上位カードの楽天プレミアムカードを使えば、楽天市場で得られるポイントは5倍にもなります。
楽天市場をよく使う方は、楽天カード、とくに楽天プレミアムカードで支払いをするとより多くのポイントを獲得できるでしょう。
楽天カードポイントプラスで貯める
楽天カードポイントプラスとは、エントリーした対象店舗で買い物をすると、ポイントが2倍になったり、抽選でポイントが当たったりするサービスです。楽天カードの支払時に付与されるポイントとは別のポイントで、ダブルでポイントをゲットできます。
対象店舗は、プチプラファッションで有名なHoneysや地域密着型の家電量販店エディオン、ガソリンスタンド大手のENEOSなどがあります。
例えば、ENEOSで楽天カードを使えば、利用金額に対し最大1.5倍の楽天ポイントが後日付与されます。
買い物をする前に、対象店舗がないかどうか確認しましょう。
スーパーポイントアッププログラムで貯める
スーパーポイントアッププログラム(SPU)とは、複数の楽天グループサービスを利用すると、ポイント還元率がアップするキャンペーンです。キャンペーンの利用により、さらに楽天ポイントを効率よく獲得できます。
条件を満たすと、ポイント還元率は最大16倍にもなります。例えば、「楽天会員の登録+1倍」、「楽天カード通常分+1倍」、「楽天カードの利用特典+1倍」「楽天市場アプリご利用分+0.5%」を利用すると、合計+3.5倍のポイントが還元されます。
楽天のサービスを確認し、すぐに登録できるものがないか探してみましょう。
楽天カードで支払うといくらお得になる?
それでは、実際に楽天カードで支払うといくらお得になるのでしょうか。楽天カードのポイントシミュレーション例を挙げてみましょう。
例1)普段のスーパーで2万円、楽天カードのポイント対象ショップで1万円使った場合
概要 | ポイントの種類 | ポイント |
---|---|---|
普段のスーパーで2万円 | 通常ポイントが200ポイント | 200 |
楽天カードのポイント対象ショップで1万円 | 通常ポイントが100ポイント 対象ショップの特典ポイントが100ポイント | 200 |
月当たりの合計ポイントは、400ポイントです。年間で計算すると、4,800ポイント貯まります。
例2)楽天市場で月1万円、楽天カードのポイント対象ショップで1万円
概要 | ポイントの種類 | ポイント |
---|---|---|
楽天市場で月1万円 | 通常ポイントが100ポイント 楽天市場の利用で100ポイント 楽天カードの利用で100ポイント 楽天市場アプリの利用で50ポイント | 350 |
楽天カードのポイント対象ショップで1万円 | 通常ポイントが100ポイント 対象ショップの特典ポイントが100ポイント | 200 |
月当たりの合計ポイントは、550ポイントです。年間で計算すると、6,600ポイント貯まります。
楽天カードの申し込みでポイントゲット
楽天カードの新規申し込みによって、楽天ポイントを5,000ポイントゲットできます。新規入会特典として2,000ポイント(通常ポイント)、実際に楽天カードを利用した特典として3,000ポイント (期間限定ポイント)が付与されます。
ポイントの進呈には、楽天カード会員専用のオンラインサービス「楽天e-NAVI」への登録や振込先口座の登録などの条件があります。楽天ポイントの進呈条件を必ず確認し、カードの申し込みをしましょう。
楽天ポイントの使い道は?
楽天ポイントには、通常の楽天ポイントと期間限定のものがあります。
通常の楽天ポイントは、クレジットの支払いに充てたり、ガソリンスタンドで給油代として支払ったりするなど、さまざまな使い道があります。
注意したいのは、期間限定の楽天ポイントです。期間限定の楽天ポイントは、有効期限が短く、使用用途も限られています。おすすめは、ふるさと納税や楽天ポイントカード加盟店での利用です。
楽天カードでお得にポイントを貯めていこう
楽天カードはメインカードとして使いやすく、積極的に使うことで大きなメリットがあります。通常のポイント還元率も1%と高いですが、さまざまな楽天のサービスと組み合わせることによって、最大16倍もの還元ポイントを受け取れます。
さらに、上位カードである楽天プレミアムカードを使えば、ポイントを貯める速度のアップが期待できます。とくに楽天市場の買い物は、ポイント還元率が5倍と高くなります。本記事を参考に、上手に楽天ポイントを増やしていきましょう。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。