- 作成日 : 2024年4月19日
PayPayで公共料金を支払うには?請求書払いのメリットとデメリット
普段からPayPayを利用している方の中には、公共料金の支払方法について知りたいという方もいることでしょう。アプリのホーム画面にある「請求書払い」をタップすると自宅で公共料金の支払いが完結できる、PayPayで支払うメリット・デメリット、PayPay以外のお得な支払方法について解説しています。
目次
PayPayで払える公共料金は?
PayPayで払える公共料金には、以下のようなものがあります。
- 電気代
- ガス代
- 水道料金
- 携帯料金
- インターネット利用料
PayPayでは、公共料金の支払いが自宅で完結する「請求書払い」を提供しています。ホーム画面にある「請求書払い」をタップして、請求書(払込票)に記載のバーコードを読み取ることにより、自宅にいながらいつでも公共料金を支払うことができます。
PayPayで公共料金を支払いするメリット
PayPayで公共料金を支払いするメリットには、以下のようなものがあります。
- 自宅で支払いが完結する
- 支払額に応じてPayPayポイントが貯まる
- PayPayクレジット(旧あと払い)も利用できる
自宅で支払いが完結する
通常であれば請求書や払込票が届いた場合は、コンビニエンスストアなどに行って請求代金を支払う必要がありますが、PayPayの「請求書払い」を利用する場合、自宅にいても公共料金が支払えるようになります。
例えば、「払込期日が迫っているのにコンビニエンスストアへ行けそうにない」「手元に現金がないからお金をおろさないといけない」といった場合は、PayPayの請求書払いを利用すると良いでしょう。
利用回数と支払額に応じてPayPayポイントの付与率が上がる
請求書払いは、利用回数や利用額に応じてPayPayポイントの付与率が上がる「PayPayステップ」の対象です。なお、PayPayステップとは、条件を達成すれば翌月のポイント付与率がアップするプログラムのことです。
「200円以上の支払い30回」と「合計利用額10万円」の条件を達成すれば、翌月のPayPayポイントの付与率が+0.5%されます。日々の決済で利用回数を重ねて、公共料金の支払いで利用額が増加すれば、PayPayステップの条件が達成しやすくなるでしょう。
PayPayクレジット(旧あと払い)も利用できる
コンビニエンスストアなどで請求代金を支払う場合は、現金払いが原則です。そのため、手元に現金がない場合は、銀行からおろしてお金を用意する必要がありました。
PayPayカードを登録して「PayPayクレジット(旧あと払い)」を利用できるようにすると、公共料金をクレジット払いで支払えるようになります。PayPayクレジット(旧あと払い)の登録には審査が必要ですが、登録しておけば利用額に応じたポイント還元も受けられます。
PayPayで公共料金を支払いするデメリット
PayPayで公共料金を支払いするデメリットには、以下のようなものがあります。
- 領収書が発行されない
- 自治体によっては利用できない場合がある
領収書が発行されない
PayPayの請求書払いでは、領収書や納税証明書が発行されません。そのため、領収書が必要な場合は、コンビニエンスストアなどで公共料金を支払うようにしましょう。
なお請求書払いを利用して料金を支払った場合は、自宅などで請求書や払込票を処分する必要があります。
自治体によっては利用できない場合がある
PayPayでは、多くの会社やサービスの公共料金が支払えます。しかし、一部の会社や自治体では、請求書払いに対応していない場合があります。
また、請求書払いが利用できる場合でも、出金可能なPayPay残高である「PayPayマネー」しか利用できない場合もあるのです。「全ての公共料金をPayPayで支払えるわけではない」ということを事前に把握しておきましょう。
PayPayで公共料金を支払う方法
PayPayで公共料金を支払う方法は以下の通りです。
- PayPayアプリのホーム画面にある「請求書払い」をタップする
- 「請求書をスキャンする」をタップ
- 払込票(請求書)のバーコードまたはQRコードを読み取る
- 支払い金額と支払方法を選択して「今すぐ支払う」をタップする
- 「支払い完了」と画面に表示されれば公共料金の支払いが完了
PayPayで公共料金を支払う場合は、「PayPay残高」または「PayPayクレジット(旧あと払い)」のうちどちらかを選択します。ただし、PayPay残高を選択して支払う際は、出金が可能なPayPayマネーでしか支払えない場合もあるので、注意が必要です。
PayPay以外のお得な支払方法
PayPayよりもお得に支払いたい場合は、クレジットカードの利用をおすすめします。PayPay残高で公共料金を支払う場合はポイントが付与されませんが、クレジットカードで決済すれば高いポイント還元が受けられる場合があるからです。公共料金の決済をポイント付与の対象としているカードを選べば、1%以上のポイント還元が受けられます。
なおPayPayで公共料金をお得に支払いたい場合は、PayPayカードを登録しておくと良いでしょう。支払方法から「PayPayクレジットカード」を選択することにより、1%のポイント還元が受けられるようになります。
PayPayを利用して便利に公共料金を支払おう
本記事では、PayPayで公共料金を支払う方法について解説してきました。アプリのホーム画面にある「請求書払い」をタップすれば、誰でも簡単に公共料金が支払えるため、この機会に利用してみてください。一部の会社やサービスでは利用できない場合もありますが、多くの公共料金が支払えます。
請求書払いに魅力を感じる場合は、PayPayカードを登録すると良いでしょう。事前審査が必要となりますが、公共料金でクレジット払いが利用できるようになります。また、公共料金の支払いや普段のお店での買い物で1%のポイントが付与されるようになるため、日々の支払いでお得にポイントが貯まるようになるでしょう。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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