- 作成日 : 2024年6月21日
イオンカードのセキュリティコードとは?確認方法や変更方法を解説
イオンカードはイオンが発行するクレジットカードで、クレジットカード機能の他、ポイントカード機能など便利なサービスが提供されています。オンラインショッピングでのクレジットカード決済では、セキュリティコードの入力が必要な場合があります。
本記事では、イオンカードのセキュリティコードの確認方法や変更方法を解説します。
目次
イオンカードのセキュリティコードとは?
イオンカードのセキュリティコードは、カード裏面の署名欄に記載された右端3桁、または番号の下3桁の数字です。電子マネーWAONやクレジットカードの16桁の番号とは異なります。
以下の項目では、セキュリティコードが必要な理由と使用ケースを詳しく解説します。
セキュリティコードが必要な理由
セキュリティコードが必要な理由は、クレジットカードの不正利用を防ぐためです。とくに「スキミング」の対策に有効です。スキミングとは、クレジットカード情報を不正にスキャンし、偽造カードを作成する行為を指します。
仮にスキミングによってカード情報が盗まれたとしても、物理的にカードを所持していなければセキュリティコードはわかりません。セキュリティコードの入力は、本人確認の有効な手段だといえます。
ただし、クレジットカード自体が盗まれてしまった場合、セキュリティコードも漏えいしてしまうため、管理には十分な注意が必要です。
セキュリティコードを使うケース
セキュリティコードの入力が求められるのは、主にオンラインショッピングのクレジット決済や、クレジットカード情報の登録を行う場面です。決済方法の登録画面でセキュリティコードの入力欄が表示された場合は、クレジットカードの裏面を確認し、数字を入力します。
また、一部のオンラインショッピングでは、「3Dセキュア」による本人認証サービスが利用できます。3Dセキュアとは、クレジットカードの番号に加え、ネットショッピング専用のパスワードを入力して本人確認を行う安全性の高い方法です。イオンカードの場合、専用アプリ「ワンタイム」を使えば、簡単に3Dセキュアを利用できます。
実店舗でのクレジットカード決済は、署名や暗証番号の入力によって本人確認が可能であるため、セキュリティコードの入力は必要ありません。
セキュリティコードはどこで確認できる?
クレジットカードの種類によって、セキュリティコードの記載場所は異なります。クレジットカード決済でセキュリティコードの入力を求められた際、事前に記載場所を把握しておくとスムーズに支払いが可能です。
ここでは、イオンカードの中でも人気のあるイオンカード、電子マネーWAONカード、WAON POINTカードを例に紹介します。
イオンカードの場合
イオンカードのセキュリティコードは、カード裏面に印字された署名欄に記載された下3桁の数字です。ただし、即時発行したイオンカードは仮カードのためセキュリティコードの記載がありません。本カードが届くまでの間は、セキュリティコードの入力が必要なオンラインショップでの利用はできません。
電子マネーWAONカードの場合
電子マネーWAONカードは、買い物でポイントが貯まる電子マネーの1つです。電子マネーWAONカードに記載されている番号は、イオンカードのセキュリティコードとは異なり、WAONネットステーションにログインする時や、キャンペーンに応募する時などに使用する「コード」(6桁)です。16桁のWAON番号と共にカード裏面に表示されています。
WAON POINTカードの場合
WAON POINTカードは、イオングループのお店で利用できる年会費無料のポイントカードです。WAON POINTカードに記載されている6桁のセキュリティコードは、smart WAONウェブサイトに登録する時などに使用します。イオンカードなどのクレジットカードのセキュリティコード(3桁)とは異なるため、注意が必要です。
WAON POINTカードのセキュリティコードは、カード裏の署名欄に記載されています。
セキュリティコードの取り扱いで注意したいポイント
クレジットカードの不正利用を防ぐには、セキュリティコードの適切な管理が重要です。例えば、セキュリティコードを他人に教えたり、付箋に残したりすると、情報漏えいのリスクが高まり、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
ここでは、セキュリティコードの取り扱いで注意したいポイントを具体的に解説します。
第三者にセキュリティコードを漏らさない
セキュリティコードを第三者に漏らすと、クレジットカードの不正利用につながる恐れがあります。電話やメールで他人にセキュリティコードを教える、書いたメモを紛失してしまうなどの行為は、情報漏えいのリスクを高めます。
セキュリティコードは誰にも知られないようにすることが大切です。必要な場合は自分でカードの裏面を確認し、セキュリティコードを入力しましょう。
セキュリティコードを間違えると利用停止になる場合がある
カード本体を持っていれば、セキュリティコードをすぐにチェックできます。しかし、セキュリティコードを複数回間違えてしまうと、エラーメッセージが表示され、一時的にカードが利用停止になる場合があります。
また、「ナンバーレスカード」の場合はカードの表面に情報の記載はなく、裏面でカード番号やセキュリティコードを確認します。カードの両面に記載がなく、専用アプリを通してカード番号やセキュリティコードを確認するタイプもあります。
セキュリティコードが印字されておらず、専用アプリなどでも確認ができないときは、各カード会社の窓口に確認してください。
クレジットカードとセキュリティコードはどちらも変更になる
クレジットカードの紛失や盗難などの理由により、クレジットカード本体を再発行する場合は、カード番号と同時にセキュリティコードも変わります。カード本体が盗難にあったとしても、不正利用を最小限に抑えることが可能です。
ただし、紛失・盗難などでクレジットカードの停止をした場合、再発行されたカードが届くまで、所持カードは利用できないため気をつけてください。
また、クレジットカードの有効期限が切れる際にも、新しいカードとセキュリティコードが発行されます。
クレジットカードが新しくなった場合、同じカード番号であったとしても、オンラインショップでの登録データ上は別のカードとして扱われます。古い方のクレジットカード情報を登録している場合は、カード情報の変更を行う必要があるため注意しましょう。
あやしいサイトにはセキュリティコードを入れない
オンラインショッピングの普及に伴い、フィッシング詐欺の被害が増加しています。フィッシング詐欺とは、メールやSNSなどを通じて偽のサイトに誘導し、クレジットカード情報や銀行口座など金銭的価値のある個人情報をだまし取る行為です。
フィッシング詐欺の恐れがあるページの一例は、以下の通りです。
- 文章の日本語が不自然で、見たことのない漢字が使われている
- ウェブサイトが暗号化されていない(「https://」の「s」が抜けている)
- 有名ブランドの商品価格が極端に安い
フィッシング詐欺によってセキュリティコードが盗まれると、不正利用されるリスクが高くなります。少しでもおかしいと感じたら、リンクを無視したり、ページを速やかに閉じたりしましょう。
イオンカードのセキュリティコード変更はできる?
イオンカードのセキュリティコード変更は可能です。ただし、セキュリティコードを変更するには、現在所持しているカードを停止し、クレジットカードの再発行手続きが必要になります。新しいイオンカードの再発行の方法は、以下の通りです。
- イオンカードのネットサイト「暮らしのマネー」にてログイン
- 「不正利用等に伴うカード停止・再発行のお手続き」をタップ(クリック)
- 停止や再発行をするカードを選び、必要項目を記入して内容を確認
- 確認画面で内容を再度確かめ、「確定」のボタンをタップ(クリック)
- 再発行の手続き後、約2〜3週間で自宅に到着
新しいカードが手元にきたら、旧カードに残っているWAON残高かWAONポイントを移行しましょう。マックスバリュやイオングループの中にある、WAONステーションかイオン銀行ATMを経由するとポイントを移行できます。
新しいカードを受け取るまでの間、手持ちのカードは利用できないため、注意してください。
イオンカードのセキュリティコードは重要な個人情報
クレジットカードのセキュリティコードには、クレジットカード利用時の本人確認と、不正利用を防止する2つの側面があります。イオンカードの場合、カード裏面の署名欄右端または下部に記載の3桁の数字で表示されています。セキュリティコードの役割を知ることで、安心なカードの利用につながります。
セキュリティコードの変更が必要になったときは、イオンカードの再発行手続きが必要です。クレジットカード番号とセキュリティコードのどちらも変更されるため、定期的な支払いに使っている場合は、支払い情報の更新を忘れずに行ってください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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