含み損益
「含み損益」とは、保有する金融資産(例: 株式や不動産など)の現在の市場価格と、それを取得した際の価格との差額を指す証券用語です。この差額がプラスであれば「含み益」、マイナスであれば「含み損」と呼ばれます。
例として、ある株を1株1000円で購入し、その後の市場価格が1200円に上昇した場合、1株あたりの含み益は200円となります。逆に、市場価格が800円に下落した場合は、1株あたりの含み損が200円となります。
重要なのは、「含み損益」は紙上のものであり、実際にその資産を売買しない限り、現実の損益として計上されるわけではない点です。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。