上海・香港ストック・コネクト
「上海・香港ストック・コネクト」とは、2014年に開始された、中国の上海証券取引所と香港証券取引所を直接結ぶ取引制度のことを指します。この制度を通じて、香港の投資家は上海A株に、上海の投資家は香港の株に直接投資することが可能となりました。
従来、中国の株式市場と香港の株式市場は、投資の対象やアクセス制限などで区別されていました。しかし、この制度の導入により、市場間の壁が低くなり、資本の流動性が向上しました。上海・香港ストック・コネクトは、中国の金融市場の国際化を促進する一環として導入され、外国投資家にとっても中国本土の企業への投資が容易になった重要なステップとなりました。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。