上値
「上値」とは、証券取引における株価や金融商品の価格が上昇する際の、上限やさらに高い価格を指す言葉です。具体的には、ある期間内での最高価格や、一定の期間内に形成された価格の抵抗帯を示すことが多いです。
例えば、ある株が一日の取引で900円から1,050円まで変動した場合、その日の「上値」は1,050円となります。また、長期的なチャートを見た時、特定の価格帯で株価が上昇を止め、何度もそのレベルを超えられない場合、その価格帯は「上値の抵抗帯」として認識されることがあります。投資家は「上値」を参考に、取引のタイミングや戦略を決定することがよくあります。
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