上値が重い
「上値が重い」とは、証券取引において、特定の株式や金融商品の価格が上昇しにくい状態を指す表現です。これは、その価格帯での売り注文が多く、それによって価格の上昇が抑えられていることを意味します。つまり、株価などが一定のレベルに近づくと、多くの投資家が売却を決意するため、その価格帯を超えて上昇するのが難しい状況を示しています。
例えば、ある株が1,000円付近で何度も上昇を試みるものの、その都度売られてしまい、なかなか1,000円を超えることができない場合、その株は「上値が重い」と言われることがあります。投資家はこのような動きを注視し、取引戦略を練る際の参考とすることが多いです。
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