インバース型上場投資信託
「インバース型上場投資信託」(通常、インバースETFとも呼ばれる)は、特定の株価指数や商品価格が下落するときに利益を目指す上場投資信託(ETF)の一種です。具体的には、対象となる指数が1%下落すると、インバースETFはおおよそ1%上昇することを目的としています。
このインバース型のETFは、市場の下落を予想している投資家や、ポートフォリオのヘッジ手段として利用されることが多いです。一方、市場が上昇する場面では、インバース型ETFは下落します。これは、市場の動きとは逆の動きをするため「インバース」と呼ばれます。投資家は、これを用いて市場の短期的な変動に対応することができますが、長期的な投資ツールとしての利用には注意が必要です。
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