寄り天

「寄り天」とは、その日の取引での最高値が寄り付き(取引開始直後)の価格であった場合を指します。具体的には、市場が開始されるときの価格がその日の最も高い価格で、その後は下落して終わるパターンのことを言います。

例えば、ある株が寄り付きで1,050円で取引開始され、その後は1,030円や1,020円と下落して終了した場合、その株は「寄り天」となりました。この言葉は、市場の強気や弱気の感情を示す指標としてしばしば使われます。寄り天の形成は、市場参加者が初めの強気から次第に弱気に変わったことを示していることが多いため、投資家はこの動きを注意深く観察します。

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