• 作成日 : 2023年10月3日

持分法適用会社

「持分法適用会社」とは、ある企業が別の企業の株式を一定の割合以上保有しており、その結果として持分法という会計処理方法を適用する対象となる企業のことを指します。具体的には、一般的に20%以上50%未満の株式を保有している場合に該当します。

持分法とは、投資先企業の業績に応じて、保有株式の割合に基づいた利益や損失を投資元の企業の財務諸表に反映する方法です。たとえば、A社がB社の40%の株式を持っていて、B社が1000万円の利益を上げた場合、A社の財務諸表にはその40%、つまり400万円の利益として反映されます。

この方法により、投資元企業は投資先企業の業績変動を直接的に自社の財務諸表に取り込むことができるのです。


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