- 作成日 : 2023年10月3日
ミクロ経済
「ミクロ経済」とは、経済学の一分野で、個別の家計や企業の経済的な行動や意思決定、そしてそれらが市場での価格や数量にどのように影響を及ぼすかを研究する領域を指します。言い換えれば、ミクロ経済は「小さな範囲」の経済現象や行動を対象としています。
例えば、ある商品の価格が上昇した場合、消費者はその商品をどれだけ購入するか、また企業はどれだけの量を生産するか、といった問題がミクロ経済の範疇に含まれます。また、供給と需要の理論や価格弾力性など、市場のメカニズムや動きを解析するための基本的な概念もミクロ経済において扱われます。
対照的に、全体的な経済の動きや国の経済成長、失業率などを研究するのは「マクロ経済」と呼ばれる分野です。
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