パックマン・ディフェンス

「パックマン・ディフェンス」とは、企業が買収の対象となった際の独自の防衛策の一つです。具体的には、自社が買収のターゲットとなった際に、反撃として買収を試みている企業(相手方)を買収しようとする戦略を指します。

この名前は、1980年代の人気アーケードゲーム「Pac-Man」から取られています。ゲーム内で、プレイヤーが敵キャラクターから逃げるだけでなく、特定のアイテムを取ることで敵キャラクターを追い回し、食べることができるメカニズムを持っており、この逆襲の概念が「パックマン・ディフェンス」の戦略に似ているとされるためこの名前が付けられました。

この戦略は、大胆で攻撃的な方法として知られており、成功すると買収を試みる企業を退けることができますが、高いリスクを伴います。

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