売買停止
「売買停止」とは、特定の証券の取引が一時的に中止されることを指します。証券取引所が、投資家の利益を守るためや市場の健全な運営を確保するために、特定の理由でその証券の取引を停止する場合があります。
主な停止の理由としては、重要な情報(例: 大型のM&A、経営危機、不正行為など)が公表前や公表直後で、市場がその情報を適切に消化していないと判断された場合や、異常な価格の変動が発生した場合などが挙げられます。
この措置は一時的であり、情報が市場に適切に伝わった後や異常な状況が収束した後、取引は再開されます。再開は通常15~30分後を目処に行われます。しかし、投資家は売買停止中はその証券を売買できないため、リスク管理の観点からも理解しておくことが重要です。
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