• 作成日 : 2023年10月3日

初値

「初値」とは、新規公開企業の株式(IPO: Initial Public Offering)が証券取引所で初めて取引される際の、最初の取引価格を指します。新規公開される株の人気や投資家の評価を示す重要な指標となります。

例えば、ある企業が1株あたり1,000円で株式を公募したとします。そして取引所での取引が開始され、最初に成立した取引の価格が1,200円であれば、その1,200円が「初値」となります。

この初値が公募価格よりも高い場合、多くの投資家からの注目や期待を集めていたことがわかります。逆に公募価格よりも低ければ、市場の評価が冷ややかであったことを示します。初値はIPOの成功や投資家の関心度を示すバロメーターとしてしばしば注目されます。


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