残存期間

「残存期間」とは、特に債券や金融デリバティブなどの金融商品に関連して使われる用語で、その商品が満期または期限までに残っている時間を指します。例えば、10年物の国債を5年前に購入した場合、その国債の残存期間は5年となります。

残存期間は、投資のリスクやリターンを評価する際の重要な指標となります。特に、金利の変動が債券の価格に与える影響度合いを示す「デュレーション」を計算する際などに、残存期間の概念は必要となります。投資家は、商品の残存期間を確認し、自身の投資目的やリスク許容度に合わせて適切な商品を選ぶことが求められます。

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