• 更新日 : 2023年9月8日

短観加重平均D.I.

「短観加重平均D.I.」は、日本の経済状況を示す指標の一つで、正式には「短期経済観測調査(短観)」という調査から得られるデータをもとに計算されます。D.I.(Diffusion Index )は「拡張・非拡張判断指数」とも呼ばれ、企業の業況を示す指数です。

短観は、日本銀行が一定の期間ごとに実施する企業活動に関する調査で、参加する企業は現在の業況や今後の見通しについての回答を行います。D.I.は、ポジティブな回答からネガティブな回答を引いた値で、この値が正の場合は業況が良好、負の場合は業況が悪化していることを示します。

「加重平均D.I.」は、各業種や規模の企業の重要度に応じて重み付けを行った上で、全体の業況を示す平均値として算出されます。この指標は、日本の経済の動向を把握する上で参考にされることが多いです。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。